あ~あ、寒くなってきたね。
街路樹のイチョウは黄色に染まり、紅葉は既に数日前の強風で飛んでなくなってしまう風景になった。
メニューにないエビチリ頼んだら、コレきた!!www
いつもの辛味噌野菜ラーメン!
えびの形した海苔付き!w
暖まるね…本当はスープ飲んじゃダメなんだけどねw
さて、仕事上がりの車庫、7℃ぐらいに冷えきっとる。
さぁ、プラグを外そう!
プラグ自体は濡れてなく、そんなに問題あるようには見えないな。
まぁ、このプラグでの走行は4000キロぐらいかな?!
使うものはスマホとスコープ。
おっ、コレは!!(;´д`)
キャ~~!!(--)/===卍
俺の鼻腔粘膜!(超爆)
必殺技の内視鏡カメラだ!!
中華製の激安カメラ。
携帯電話のアプリで起動、画像や映像を記録することが出来る優れもの。
直径は5ミリ程度かな。
先っぽのカメラ部分では直径7ミリ程度かな。
普段よく使うわけでもないので先行投資は出来ない。
取り敢えず内部を見えるだけなので解像度は低くても安いから仕方ない。
先ずはキャブ側をのぞく |д゚)チラッ
相変わらずバックファイヤーしてるね。
吹き出しているのはガソリン成分と言うよりは、オイルが飛び出しているようだ。
スロットルのバタフライを解放し、さらに内部へ。
なかなか角度調整が難しい。
内視鏡カメラの操作も難しいんだろうな…なんて思いながらの作業。
大腸検査したときも、直腸から上部に90度曲がるところでドクター苦戦してたもんなw
キャブからインレット内部へ!(^_^)/w
バルブ軸が見える。
インレット側の内壁は案外きれいだね。
当然だが、ポート研磨はされていない!(爆)
結構、接写できたが、何せカメラの頭を振れないのでこれが限界かな。
一応、鏡がついた先端パーツも付属しているのだが、これはほとんど使えない。
↑角度を変える先端パーツを装着して写したものの、もはや何が写っているのか判別不能であるw
ソレックスのバタフライ
まぁ、見た目は問題はなさそうだね。
キャブ側はこんな状態であった。
一応、スロットルを解放にし、キャブクリーナーをたっぷり噴射。
シリンダーに方向に油分を洗い流す作戦。
で、キャブクリーナーの説明を読む!
ここでかよ!
順番が逆だろよ!www
実際に読もうと思ったら老眼で見えない。
カメラで撮影し、スマホで拡大してからだないと読めない(T_T)
キャブクリーナーは、ワコーズ銘柄を指定して使うのだ、このクリーナーが最高に効果高く使いやすい。
値段も高いけどねw
ブロックに垂れないよう養生。
何せ塗装も樹脂もかなり劣化させるからね。
先ずは、シリンダー内がどうなっているか見てみよう!!(^_^)/w
↑1番 (;´д`)
↑2番 上死点辺りでほとんど隙間なし。
↑3番 ゴテゴテだ(;´д`)
↑4番 (;´д`)
↑5番 ここも上死点あたりで隙間はほとんどなし。
↑6番 ここが一番ひどいな(;´д`)
全体の印象は、最悪だなと思った。
長年のオイル下がりでピストンにはオイルの燃えカスでカーボンがビッチリ(T_T)
取り敢えず、ワコーズのキャブクリーナーを1本まんま使う覚悟で各シリンダーに噴射する。
30分ぐらい間を開けて噴射、それを3回ほど実施。
溶かすことを考慮すると、シリンダー内に噴射し長時間キャブクリーナー溶液に浸けておくことが溶けやすいだろう。
半日もあければかなり効果は高いと思われる。
だがしかし、ピストンリングからオイルパンに溶液が流れ落ちてしまっては、オイルそのものを劣化させかねない。
短期とは言えども悪影響と考えるべき。
オイルと違って、溶液は粘性が低く、重力には逆らえないからね。
そんなんで、仕方なく2時限程度の作業とした。
プラグホール周辺も噴射してオイルを劣化させ汚れを落とす。
本当に油汚れが落ちる。
揮発成分が飛んで乾燥したら、オイルは粉のようになって浮き上がるのだ。
本当は真鍮ブラシで軽く擦ってやればきれいに落ちるだろうが、何せ異物が入ってしまってはリスクが大きくなる。
真鍮ブラシも結構抜けるからね。
軽くタオルで拭き取ればある程度きれいになった。
それほどオイルに対して劣化させるキャブクリーナー成分でなのある。
当然だが、塗装面は注意だよ!
さぁ、イグニッションコイルのハイテンションコードを外して、いよいよクランキングだ!
中に入っているキャブクリーナーを出すよ!(^_^)/
え~~~~(;´д`)
マジか?!(T_T)
液が勢い良く飛び出すので、飛び散らないようにタオルでカバーしてクランキング。
茶色くなった溶液だけが飛び出してくると思っていただけにショックビックだ!!(;´д`)
クランキングによりピストンが上がり、勢い良くプラグホールからキャブクリーナーが吹き出す。
実は、キャブクリーナーだけではなくカーボンそのモノも出てきたんだわ(;´д`)
ここで注意。
このままプラグを装着し、クランクを回すと液封となる可能性が高い。
液体は圧縮が出来ず、上死点でエンジンブロー…なんて事にならないようにしなければならない。
↑コレ、水を吸って折れ曲がった某車両のコンロッド。
ウオーターハンマー状態でコンロッドが折れるかシリンダー内壁が割れるかのどちらかの運命である。
あまりクランクが折れた話は聞かないね。
ただそこまで力がかかったクランクは変形してバランスが崩れているかも知れないね。
このくの字に曲がったピストンの場合、ピストンだけ入れ換えて直したけどねwww
クランキングしたら、勢い良くキャブクリーナーが飛び出すΣ ゚Д゚≡( /)/エェッ!
塗装面にでも跳ねたら一大事!
すぐに拭き取らなければ(;´д`)
飛び出たのはキャブクリーナーだけではない?!(T_T)
『付着していたカーボンが溶け出す』とイメージだったが、実際やってみると『ピストンにこびりついたカーボンごと剥がれ落ちた』と言う表現の方が正しいだろう。
タオルには剥がれて飛び出したと思われるカーボンの固まりが多数(T_T)
大丈夫なんかな、こんな状態でエンジン点火して?!
エキゾーストバルブに噛み込まんかな?!(;´д`)
ブツブツ結構、出てきたよ(T_T)
アップにしてみた!
製造されてから40年、エンジンはばらしていないと思うが40年前のピストン表面だからな。
作業開始から3時間経過。
本日の作業はここまで。
一応、ホコリやゴミなど入らないようにプラグを3回転ぐらいしてツッペしておこう。
途中、ピストン表面確認するのに撮影しまくったら同じじような画像ばかり、キャブクリーナー噴射何回目でどの気筒だかよくわからなくなったわ!w
ただ画像の下に行くほどクリーナー回数は増えた画像である。
こんな事して大丈夫なんかな?!www
エビデンスはありません!(爆)
ここまでするんなら、交換用のヘッド用意して載せ変えた方が早いとちゃうんの??www
エキゾチック~ジャパン!