ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

しつこくてすみません。

ポルシェのメカニズムの解説本について、もっと違う視点から書けないかと…

そう思ったきっかけの一つが、おそらくこれだろうと…

「ボーイング747‐400の飛ばし方」

かなり以前に、新聞で取り上げられていたのを見て興味を持ちました。

ブリティッシュエアウェイズのパイロットが、ボーイングの飛行するメカニズムやロンドンからニューヨークまでの飛行の詳細について、ビジュアルはあっても、あくまで文字主体で綴ったもの…

正直言ってなかなか難しいのですが、文字で書いてあるものだから、分からないものは分からないと言うことがよく分かる(笑)

写真を見て何となく分かったつもりになるのとは大違い…

テレビを見るのとラジオを聴くのとの違いかなぁ。

パッと見はテレビを見た方が分かるような気がするけれど、実は気がするだけで、じっくりとラジオを聞く方が心に残るみたいな…


まあ、それはそうとして、今日で二月も終わり…

明日からは三月…




桜の季節もすぐそこですね。

前回書いたエンジンの小説化…

もう一つ思いついたので、記録まで…

オーバーホールとはちょっと違うけれど、似たようなものが…

人間のオペ…

最近は結構エグい画像が出てきますね。

事前に注意喚起の字幕が出たりして…

でも、脳腫瘍の手術中に、ここが動脈で、神経で…と言われても分からないのですよ。

執刀している医師は良く分かっていても、やっぱり…ねぇ。

執刀医の目線では、シロートにはやっぱり分からん(笑)

これがちょっと視点を変えると…


ほら、古い映画ですが、「ミクロの決死圏」と言うのがありましたね。

医療チームをミクロ化させて脳内に入って、体内から治療すると言うお話…

これはなかなか分かりやすいですよ。

ウルトラセブンの「宇宙細菌ダリー」の方が先かと思っていたのだけど、こっちが後なのね(笑)


んな感じで…

ガソリンの目線で見たらどうなるのかなぁ。

俺はガソリン…2億年前の地球の海の底に溜まった有機物から生まれて、サウジアラビアの油田から汲み出され、タンカーに乗せられて日本へとやって来た…

元々は真っ黒い粘り気のある液体だったが、日本の石油化学プラントで様々な不純物を取り除いて精製され、タンクローリーでガソリンスタントに運ばれ、ついさっき92年式の911カレラ2のガソリンタンクに入ってきたところだ…

こう言う視点から見たら、燃料タンクからインジェクションを通じて吸気バルブからエンジン内に導かれ、触媒を通って排気管から出るまでに見た出来事を解説していく…

ちょっと感じが変わるんじゃないかなぁ…


第二部はエンジンオイル編…

オイルタンクからエンジンの各部へと圧送され、オイルクーラーで冷却されてオイルタンクに戻るまでのオイルが見たものは…

これは解説本と言うより小説になるかもしれないけれど、わたすのような文系人間には、こっちの方が分かりやすいのではないかな。


オーバーホールをとらえるメカニック目線は、どんな機器を駆使しても、静止画だろうと動画だろうと、そんなに変わるもんじゃないよね…


画像の呪縛から解放されて、自由な視点から描写したら、面白いものになるんじゃないかと思ったのですが…




ははは、ダメですかねぇ(笑)

空冷911のエンジンの解説本…

どれも眺めているだけでも楽しいですよねぇ。

DIYでエンジンをバラシている猛者は別にして、普段なかなか見ることのできないものですから、「覗き見したい」心を満足させてくれると言う点でも、心地よい安らぎをもたらしてくれますよ。

んでもね…

誰もがそうではないと思うけれど…

原理的にはもう随分古い歴史のあるガソリンエンジンだと言うのに…


わたすなんて、基本的なところがまるっきり分かっていない…

いや、そりゃ、エンジンの仕組みくらいは中学校で習いましたよ。

インジケーター線図とかね。

吸気、圧縮、膨張、排気とね。

ツーストロークだと掃気になるのよね。


でも、一回の爆発にどのくらいの量のガソリンが使われるのかなんて分からないし、どうしてあんなに引火しやすいガソリンを高温高圧の燃焼室に閉じ込めても平気なのかも、動いているエンジンの中がどのようになっているのかも、何も分からないのですね。

解説本は、写真が多用されているので、見ているとつい分かったような気になるのですが、解説を書いた人と同程度に分かっているのかと言うと、んなばずないですよ。

結局、分かったような気になっているだけで、肝心なことは何一つ分かっちゃいないのではないか…

皆さんはどうですか？


そんで…

解説本にケチをつけるつもりはないのですが…

解説の文章は、今一つ分かりにくい…

写真と併せて見ることを想定した解説だからなのでしょうけれど、どうしても写真の解説にしかなっていないような気がするのですよ。

読み物ではない…


クルマのエンジンのような、バーチャルではなくリアルな世界でうごめく超精密な機械と言うのは、本当に奇跡のような存在なのであって、これを文字だけで、読み物として表現できたら、さぞかし読み応えがあるのではないかと思うのですよ。

あくまで主役は文字…

写真は脇役でいいと…


分厚くてもいいけれど、学術書ではなく、そもそものところからちゃんと書かれていて、ちょっぴり難しくても、読破すれば、クルマのエンジンと言うものがどのようなものなのかがおぼろげに見えてくるような…

これは本職のライターさんの出番ですねぇ。

F野さんとかが本気で書いたら、きっと面白いでしょうね。




「エンジンはかくして鼓動する…」とかね(笑)

山の神が欲しがるので、毎年買っているのですよ。

プロ野球選手名鑑(笑)

わたすはそんなに興味があるわけではないのですが、年俸はともかく、乗っているクルマまで書かれているので、ついつい見入ってしまいます。


へえ～、あの選手、あんなクルマに乗っているかぁ…

少し前のジャイアンツなんて、ほとんどベンツでしたね。

まあ、丈夫だと言うことでしょうか。

クルマの欄、以前はもっと載っていたのに、記載なしの選手が増えましたねぇ。

あまりにも年俸が高くて乗っているクルマが軒並みベンツでは世間体が良くないのか…

紙面のスペースがないからでしょうけれど、クルマ趣味の人には「メルセデス」でも、世間一般にはやはり「ベンツ」なんですかねぇ。


今でも、断然多いのはメルセデス、いや、ベンツですね。

ゲレンデと答えている選手はきっとクルマ好きなんでしょうね。

それをそのまま載せてしまうと…


あと、目に付くのは…

レクサス…

マセラティ…

レンジローバー…

ポルシェ・カイエンなんてのもありました。

BMWやAUDIは意外に少ないのは…

おそらく、そう言う人はメルセデスに流れちゃっているのでしょうね。


ラウンドクルーザーと言うのはランドクルーザーのことでしょうか。

スクエアクルーザーがあるのか聞いてみたいです(笑)


元中日の山本昌さんが大のクルマ好きなのは有名ですね。

「おぎやはぎの愛車遍歴」で見てブッたまげましたよ。

お金をかけてばっちり整備したミウラと言うのを見てみたいものです。

源氏物語の世界でもあった垣間見…

男も女も…

好きですよね、覗き見るのって(笑)

お隣の晩御飯は美味しそうに思えるし…

隣のポルシェは良く見える。

だから、こんな特集があるのを見ると、ついポチりたくなっちゃう…

あの人のカメラバッグの中身…だってさ。

普段は見ることのできない、と言うか普通はあえて見せることはしないものだから、余計興味が湧いてくる…

「見せ中身」なんてあるわけじゃないし…

あ、決して変な妄想をしているわけではありませんよ(笑)


んで…

クルマの雑誌で「皆さんの愛車、見せてください」みたいな記事があるじゃないですか。

クルマをバックに、アンケートに答えるみたいな…


せっかくだから、いっそのこと、トランクに入っているものを公開していただくなんてのはどうかなぁ。

もちろん、ライブでなくて編集可でね(笑)

わたすなんてゴミしかはいっていませんから(汗)


工具に手入れ用品を始めとして、ドラシューやカメラや筆記具に防寒具…

ちょっと想像もつかないものやアイディアに満ちたものが飛び出してくるかも…

おお、なるほど！今度からオイラも入れておこうかな、な～んてことになると(笑)


「皆さんの愛車、見せてください」も、至って普通の内容なら、あんまり突き刺さらないですよね。

これが、「愛車のトランクの中身、見せてください」になると、俄然、覗き見感が増して、皆さん真剣に見始めるのではないかと…


ははは、ダメですかね(笑)