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新型スープラのカタログをいただいてきましたよ。

以前にトヨタ博物館で買い求めてきたトヨタ2000GTのカタログも引っ張り出してきて…

スープラって、確かセリカXXの発展型として登場したと思うのですが、当時はしきりに「トヨタ3000GT」って言ってましたね。


んで、今回のスープラ…

横幅が、うわっ、1,865ミリもあるのね。

1,600ミリの2000GTと比べたら、26センチも広いのか…

全長も全高も、現代のクルマだからそれなりに肥大化しているわけですが…

ノーズ部が厚ぼったいせいか、あんまり幅広く感じないのよね。


あっ、こんな比較記事もありましたよ。


どうせなら前後の姿も比較してほしかった…

きっと全く似ていないのではないかと(笑)


あんまりうまく言えないのだけれど…

トヨタさんって、実際よりも幅を狭く見せるのが上手なんですかねぇ…

空冷911なんて、964までは5ナンバーサイズだったし、V8フェラーリも、328あたりまでは、かなり幅は狭いんですよね…

でも、格好よく見えるのは、実寸以上に幅が広く見えるからではないかと…

2000GTなんて、ずいぶん狭いのに、実寸よりも幅広く見えて、それがカッコイイんだけどなぁ…


実際には幅が広いのに、あんまり広く見えないと言うのは、スポーツカーとしてどうなのか…

ははは、個人の感想です。


いや、十分カッコイイと思いますよ。

でも…ね。

ははは、個人の感想です。

束の間の晴れ間を塗ってライツ号２のエンジンに風を入れるべく出かけたスーパーの駐車場で…

このクルマで出かけると隣に停まる大抵のクルマは大きく見えるのですが、今回は違いましたよ。

ホンモノのミニです。

さすがに小さいですね～

911と比べたら、エンジンがあると言うのに鼻先がほとんどないし、エンジンがないのだから当たり前だけれど、お尻もほとんどない…

暫し魅入ってしまいましたよ。

ここまで小さいのだから、中はさぞかし狭いのだろうなぁと…

失礼ながらチラッと覗いてみると…





これは実物ではなく借り物の画像です。

空間が歪んでいるのかなと思いましたよ。

シートの大きさは、964とほとんど変わらないように見えます。

平均的な日本人なんかよりずっと大柄なアングロサクソン人が座ることを想定して作られたシートですから、驚くほどたっぷりしたものです。

左右のシートの間隔は、911より少し狭いかなと言う感じですが、911に比べると座るポジションがアップライトになっているせいか、足元のスペースも十分に確保されているように見えます。

後席の足元のスペースは、911なんかより遥かに広く取られていますよ。

大人４人が座ることを想定して作られたと言うのは本当ですね。


実は、以前、クラッシックミニに乗ってみようと思って、試乗までしたことがあるのですよ。

その時、ショップの人を助手席に乗せて運転している姿を外から見ていた山の神によれば、車内が人で一杯で、見ていて非常に滑稽だったらしく、あえなく却下されてしまったのですが、考えてみれば、運転している当の本人は、そんなに窮屈には感じていませんでした。

本当に、奇跡のような、すんばらしいパッケージングですよ。

あれでリアには独立したトランクスペースまであると言うのですからね。

４人ではさすがに苦しいかもしれませんが、２人であれば、１～２泊の荷物くらい後席に放り込んで余裕で出かけられるってもんですよ。

ははは、１～２泊って言っちゃうあたりが所帯じみていて情けないですね(笑)


とにかく、ミニって、空冷911とは価格もコンセプトも違うけれど、人類の歴史に残る優れた工業製品ですね。

あれに比べれば、最近のクルマの幅の広さって言ったら、皆ブルドーザーみたいなもんですよ。

道は狭いのにね。

我が国の道路事情を考えると、車幅が狭ければ事故のリスクを減らす効果も馬鹿にならないんじゃないかと…


とにかく、久しぶりのクラッシックミニ体験…



ポワ～ン…


おっと、おっと、いけない、いけない(笑)

改めて考えてみると、既にかなり古いクルマの域に達している996ですが、そのせいか、現行モデルに比べると佇まいがとっても端正で、落ち着いた魅力を放っていますね。

先日も濃紺(ミッドナイトブルーと言うのがあるのかな)の996が停まっている後ろ姿を見て、にっこりしてしまいました。

きれいに磨かれていて、思わず近寄って前に回ったら…

あらら…

初期型の、伝統的なフロッグアイから脱却した涙目のヘッドライトがすっかり曇ってしまっていたのですよ。


以前、プログレのことを取り上げたことがあったのですが、ちょい古の国産車でもなかなか魅力的なものがあって、ヘタすりゃ空冷911よりもずっと維持環境が厳しい中で大事に乗られているオーナーさんには大いに敬意を表したいところなのですが…

やっぱり多くの個体でヘッドライトが曇って白内障になっちゃっているんですよね。


この曇りと言うか黄ばみと言うか、レンズの内側かと思いきや、外側なのですね。

レンズの素材がガラスからポリカーボネイトに変わって、より強く軽く、加工がしやすくなったまでは良かったのですが、紫外線によって表面が劣化してしまうと。

新品状態では紫外線から保護するコーティングが施されていても、洗車などによってそれが剥離してしまい、素材が露出するとああなってしまうのだと…

いい加減、曇らない素材って開発できないんですかねぇ。

光量が落ちることによる事故のリスクをクルマ全体で考えれば、放置して良いとは思えないのですけどね。


そりゃそうと、先日、このレンズの曇りをピカールで磨いている人を見かけましたよ。

なるほど、ピカールも研磨剤なので、曇った表面を削り落とすのに有効なのですね。

これ、裏技でも何でもなくて、一つの方法としてネットにも紹介されているのですね。


とは言え、ガラスであればタオルでさっと拭くだけで何十年もへっちゃらなのに、マスキングしてゴシゴシと…ホント、お疲れ様です。


考えようによっては欠陥があるとも言えるあの素材を使い続メーカーのメリットって…

そんなに大きいんですかねぇ

近所のポルシェの生息数はさすがに限られていますが、フォルクスワーゲンはかなり生息していますね。

その中に、とてもきれいなブルーのゴルフがあります。

大きく言えば紺色なのですが、ポルシェのミッドナイトブルーよりもちょっと紫がかっていると言うか、ナス紺と言った感じです。

ホームページで見た限りでは、このアトランティックブルーと言うやつのようですが、実物の色はさらにイイ感じです。


クルマの塗装で、漆の「春慶塗り」みたいなものができないかと思っているのですが、技術的に難しいんですかねぇ。

エッジやプレスラインのところの色が微妙に薄くなって、イイと思うんですけどね。


とにかく、黒も悪くないけれど、青もイイですよね。




先代のミッドナイトブルーのライツ号１を思い出しました。

なかなか梅雨も明けず、それでもムシムシした陽気が続く中で、高原の避暑地に出かけてきました。

せっかくなので、聖地小山デポに立ち寄って、コーヒーをご馳走になりました。

最近はイベントはやられていないみたいで、ちょっと残念…

固定客のメンテナンスのみで十分やっていけるのでしょうね。

ファクトリーを覗くと、黄色いナローのお尻がちらりと見えて、ギャ～ンと言う964のエンジンとはちょっと違う、独特の音が聞こえてきましたよ。

相変わらず濃密な空気で満たされた空間でした。




山中湖のいつものホテルにチェックインする前に立ち寄るカフェに行ったら、何と夏の時期だと言うのにクローズしています。

写真だけは撮りました。




ホテルの駐車場です。

大型のフィットとカローラに挟まれて小ささが際立っていますね～

あれ、フィットもカローラも大きかったっけ…




夕食は、メインをチョイスして、前菜やデザートはブッフェ形式になっています。

ついつい欲が出て色々と持ってきてしまいます。

スモークサーモンにはケッパーをたっぷりと…




飲み物は、地元のクラフトビールを…

日本ワインもあったけど、値段が分かっているし、何よりも分厚いグラスで出てくるものだから、家で飲むよりまずいのよね。

グラスで味が変わるって、ホントです。




メインはオマールエビと鯛でした。





白ワインが収まったセラーにはルバイヤートやアルガブランカピッパ、サントリーの登美の丘、シャトレーゼのソーヴィニヨンブランなどが並びます。

眺めていたらスタッフの方が声をかけてきました。

山梨なので山梨のワインに力を入れているのだそうで。

う～ん、グラスにも力を入れてね、と言うのはやめておきましたよ(笑)


小さなビールでも酔っ払ってしまい、速い時間から爆睡…おかげさまで日頃の睡眠不足を解消できました。

いくら前夜にお腹一杯になるほど食べても、12時間も経てば、人間、腹は空くものですね。




また食欲に身を委ねてしまい…

ここはチーズが色々あるのが嬉しいです。

5種類位あって、カマンベールなんて、結局ワンホール食べちゃったかも…

こういう時に体重なんて気にしても始まらないのでね(笑)




オーダーすると焼いてくれる、ここのスペシャリテ？白身のオムレツです。

この中にも三種類のチーズが…


今日は大きな自転車レースがあったのですね。

道理でロードバイクの人を見かけましたよ。

交通規制もあるので早々に退散します。





途中の道の駅で…

珍しく、964よりも小さいクルマがいます。

荷物を積むスペースがないそうで…

964ってホント、便利なクルマ…




戻ってみたら、クルマが入れ替わっていました。

比較的コンパクトなはずなのに、やっぱりデカい…

おっとりした顔の964に対して、やる気満々のオーラが感じられますね。


世間ではようやく夏休みに入ったばかりと言うのに、我が家の夏のレジャーはいち早く終わってしまいました。

あとは暑さに耐える毎日ですよ(笑)


お付き合いいただき、ありがとうございました。