若い頃に自分の目がどの程度見えていたのかなんて、今となっては覚えてもいないのですが…
例のCやcが並ぶ視力検査で、点にしか見えない、いや、点すら見えない貧弱な視力には、心底情けなくなってしまいます。
今でも白い壁とかを見るとアメーバのようなものがゆっくり動くのが見えるし、今に飛蚊症や白内障なども出てくるんですかねぇ。
目が悪くて運転できなくなるようなことにはなりたくないものです。
クルマは命を乗せて走るものですから、ハンドルやブレーキなど走行に直接影響するスポットに欠陥ありと判断されると、否応なくリコールとなり、無償修理を強いられます。
食べ物だって、ある意味命に関わるものだから、異物の混入などが明らかになれば、直ちに回収になりますよ。
それに要する経費たるや大変な額になりますね。
そんな中で、クルマのヘッドライトの黄ばみやくすみについては、皆さんあまり気にされないようで…
少し前の、リトラクタブルライトのスーパーカーもライトバンも、ヘッドライトが丸いガラスレンズだった頃は、レンズが黄ばんだりくすんだりするようなことはありませんでしたよね。
ヘッドライトがクルマごとに専用パーツとして製造されるようになり、レンズが透明な樹脂製?のカバーになってからは、ヘッドライトはユニットで供給されるようになりました。
これが経年劣化で黄ばんだり曇ったりする…
安価なファミリーカーでも高級外車でも基本的には同じ…
単体でかなり大きなパーツになるし、アッセンブリー交換するとなると驚くほど費用がかかるので、皆さん、泣き寝入りして乗られているようで…
皆さん、よく我慢していますね。
ヘッドライトが本来の性能を出し切れているかどうかと言うのは、ハンドルやブレーキと同様に走行安全性にダイレクトに影響するのではないか…
だから、クルマのメーカーは、ここについては無償で補修対応すべきなのではないかと…
最新のヘッドライトは黄ばんだり曇ったりすることはない…?
まだ誰も実証したことがないですよね。
10年後にどうなっているかなんて、だれにも分からない…
現在のヘッドライトユニットはクリーンルームで製造されているそうで、昔と違って簡単にバラして内側を磨けるようにはなっていないし、あの巨大なユニットを、全てのメーカーが全ての車種について長期間保管するとはとても思えない…
ヘッドライトが手に入らなくて修理不能…と言うことが現実問題として起こり得るわけです。
誰でも危険な車を乗り続けるのは嫌ですよね。
太いピラーによって遮られる視界…
黄ばみやくすみで本来の性能を発揮できないヘッドライト…
メーカーさんはどう考えているのだろう…
Posted at 2021/05/31 15:30:00 | |
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