ポルシェのエンジンのことなんて、今さら私が語る余地なんて1ミリだってないと思うのですが…
ふと思ったことを…
一般的なクルマのエンジンって、ほとんどはフロントのボンネットフードをガバッと開けると、目に飛び込んできます。
最近はカバーが付いていて、エンジンや補器類を直接目視することもできなくなっていますが…
いずれにしても、クルマの横に立って上から俯瞰する形で眺めることになります。
前方にヒンジがある場合は他に選択の余地がない…
んで、エンジンの側面ではなく上面(エンジンカバー)を見ていると…
搭載位置が後ろか前かの違いはあっても、やっぱりエンジンの上面を見ている…
エンジンの側面なんて見ようがないし…
もちろん下から底面を覗くなんて、ヘ○タイじゃあるまいし(笑)
クルマの形が今のようになる前は、こうして横に立ってエンジンの側面を見るようになっていましたよね。
クラッシックカーでは、ロールスロイスのエンジンフードもガルウイングのようになっていたので、エンジンの側面も良く見えるようになっている…
まあ、今でもトラクターみたいなクルマもありますけどね(笑)
では、空冷911に乗っている皆さんは、どうやってエンジンを見ているのかと言うと…
こうして上から俯瞰しているわけじゃない…
後方に立って、空冷フラットシックスのシンボルであるクーリングファンに向き合って見ていると思うのです。
後方から、エンジンの上面ではなく、側面を見ている…
これは911のリアの造形がなだらかに下がって尻すぼみになっていて、そこの一部がパカッと開くようになっているため、その開口部はフロントエンジンのクルマと比べるとすごく狭いし…
エンジンの搭載位置が思い切り後ろに寄っているため、後方から全て手が届く…
整備性がどうなのかはさて置き(笑)
再掲しますが、これはエンジンを下ろしていたから撮れたのであって、普通はこんなアングルから見ることはできません。
それに、これじゃあちっとも空冷フラットシックスらしくないし…
エンジン眺めてニンマリするなら、やっぱりこのアングルでないとね~
ちなみに小僧の頃は、このファンがターボなのだと思っていましたよ(笑)
Posted at 2021/05/04 10:46:00 | |
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