ライカは911と似ている…
これまで何度となく書いてきたことだけれど、911と比べてライカが絶対的に優位に立っていること…
掌の上に載っちゃうと言うこと(笑)
仕事で疲れて帰宅して遅めの夕飯を食べて、ひと風呂浴びて、湯上りに缶ビールをプシュッとやって、束の間の安息の時間…
さて、911でも出すか…
とはいきませんよ(笑)
もしかしてリビングに911を置いちゃっている人や、ガレージの中で暮らしちゃっている人がいたとしたら、パンツ一丁で缶ビール片手に運転席に座っちゃったり、ジャッキアップした911の下に潜り込んだまま朝方まで添い寝しちゃったりできるのでしょうけれど…
普通はそうはいかないよねぇ。
これがライカだったらできるのであって…
しかも、このライカと言うものの困ったところは、ボディとレンズだけでできているわけではないところ…
古ければ古いほど、実に多様なアクセサリーが揃っていて、その工作精度は、腕時計ほどではないにしてもため息が出る程…
そして、これらのアクセサリーも含めて、その気になればリビングのテーブルの上に並べて磨いたり頬擦りしたり舐めたりと、家族が見ていなければ何をやっても自由なのよね(笑)
画像のM3の軍艦部の上に取り付けられたパーツ…
一眼レフカメラと違って、ライカはレンズを通った光を直接見ることができません。
レンズとは別に設けられたファインダーを通して像を見ているので、広角レンズを着けようが望遠レンズを着けようがファインダー像は変わらない…
そのため、21ミリの超広角レンズを着けたりすると、ファインダーを覗いても写る範囲が収まり切れないので、構図を決めることができない…
そのため、外付けのファインダーを装着することで、写る範囲を確認できるようになると。
もちろん距離計の像は出ないので、ピントは確認できず、構図しか確認できないのですけどね。
…と、別にどうってことないパーツなのですが、金属とガラスからライツが作ったこのファインダー、私は持っていないのですが、肉眼よりもクリアに見えるらしいのですよね。
肉眼で見ているのに肉眼より見えるとはこれ如何に(笑)
掌にこそっと載る小さなパーツなのですが、これがいざ買おうとすると驚くほど高価…
まあ、911のブレーキローターやサスを買うと思えば、そんなものなのですが、こんな小さなものに…となるわけです。
同じファインダーでも仕上げが黒塗りになると、さらに価格が跳ね上がって…
同じものが、その後、金属ではなくプラスチックで作られるようになりました。
それでも、値段を見ると眩暈がしてきます。
これは現行品かな。「ライツ」ではなく「ライカ」になっていますから。
デジタルの時代になっても、超広角レンズを使うには外付けのファインダーが必要なところは、やはりライカはライカなのだと…
プラスチック製の方が軽いし、機能的にも優れているので、使うにはこっちの方がイイに決まっているのですが、やはりここは金属製がほしい…
そんなこと言っていると、M型の前にはこんなものがあったのだと…
おっと、危ない…
Posted at 2020/11/29 14:57:56 | |
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