ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

空冷911のエンジンフードを開けると真っ先に目に飛び込んでくるクーリングファン…

ここが綺麗だとエンジンルーム全体が引き締まるんですよね。

中には赤や黄色、金色と、カラフルな色に塗装されている個体もあるし、シルバーも落ち着いていてイイ感じです。

このファン、ワンタッチで外せたら、それこそ毎晩自宅に持ち込んでリビングで磨くんだけどなぁ…

盗難防止にもなるし…


確か前にも書いたのだけれど、エンジンをオーバーホールする際に、実はクーリングファンを塗装するのを楽しみにしていたのですよ。

何色にしますかと連絡が入るのを待っていたのですが…

結局聞かれなかった…


作業が終わって納車の時に、主治医に聞いてみたのですよ。

塗装してくれないのかと…


そうしたら、もちろんファンの表面がボロボロになっていれば再塗装するのだけれど、これはオリジナルの塗装が綺麗に残っていると。

オリジナルの塗装はとても強靭なのだと。

粉体塗装しても、最初はきれいでいいけれど、次第に荒れてきてしまうのだと。


へぇ、そうなんですか…

別に予算が足りないからじゃないんですね。

雑誌などで見ると、表面をならして脱脂した後、スプレーで塗装して、上からクリアーを吹いたりしていますよね。


あ～、あれはダメです。すぐにボロボロに剥がれてきますよ。


と言うことで、泣く泣く諦めましたよ。

改めてオリジナルだというファンを見ると、確かに剥離もしていないし、ぶつぶつと塗料が浮いたりもしていません。

そうか、言われてみればかなり強靭そうな塗装だなぁ…


皆さんのクーリングファンはお元気ですか？

上から再塗装してあったりしますか？

何色に塗られていますか？

表面に何事も起きていないですか？

ポルシェをポルシェたらしめているもの…

と言えば、カエル目のヘッドライトとこのエンジンのクーリングファンなのではないかと…

そよそよと回る扇風機のファンとは作りも使われ方も全然違いますよね。

で、このファンの羽の部分に亀裂が入ったり変形しちゃったりしている個体も多いのだと…

かく言う私のライツ号２も、車検整備の際にわずかにハウジングに当たっている兆候が見られて、ファンを削って補正したのだと…


しかし、この金属製のファンが、別に何かに当たるのではなく、ただ回転しているだけなのに、変形したりクラックが入ったりしちゃうってのは凄いことですよね。

エンジンの発する熱に晒され、膨張と収縮を繰り返し、ベルトの力で半端ない回転数で長時間回ることを強いられる…


このファンが回っている限り、フラットシックスがオーバーヒートすることはないと…

逆に、ファンベルトが切れたりして、このファンが回らなくなると、エンジンはあっという間にオーバーヒートしちゃうのだと…


とんでもなく重要な役割を果たすこの金属製のプロペラは、とんでもなく過酷な環境の中で、誰に見られることもなく、ひたすらエンジンに風を送り続けているのだなぁと。


本当に頭が下がりますよね。

2019年までは桜の季節に勝沼に出かけていたのですよ。

行くのは3月の最終の週末…

すっかり咲いていた年もあれば、まだ咲き始めの年もあって…


2019年は、咲いてはいたものの、ちょっと早かったですねぇ。



全国的にまん防は解除されたけれど、日々の感染者数は高止まり…

ぶどうの丘も、展望レストランは予約制、何と地下ワインセラーは自粛中だと…


勝沼の桜も、開花はこの辺りと同じだろうから、次の週末は満開ではないかと…

ただ、街全体が自粛ムードのようで…

去年の11月に行った時も、な～んか面白くない…


やっぱりワイナリー回って試飲して、いい気分で桜の下を歩きたいものです。

今年は来年はと言いながら、何年経つのだろう…


今は勝沼の甲州を買うことで、自宅で応援です！

前を走っているクルマ…

モダンな後ろ姿ではあるけれど、一目見ただけで911と分かります。

「ほら、前のクルマ、うちの911の現行型だよ。」と隣に座っている山の神に言うと…

「991ね…」


「ええっ、見ただけでそこまで分かるの？どこで覚えたのよ？」

「だって、ナンバーにそう書いてあるじゃない。911じゃなくて991って。」

「ああ、あれね。クルマはみんな同じ911なんだけど、うちのは964、あれは991で、他に993とか996とかもあるのよ。」

…と、びっくりしましたよ(笑)


現行型と言いましたが、前を走っていたのは画像では一番下のクルマで、最新型はもっとロボコップみたいになっているのね。

…で、暫く後ろを追尾していて、むむむと思った…

ルームミラーの形が末広がりから下すぼまりに逆転している…

ちょっと調べた限りでは、964の後も、993、996、997と、下すぼまりにはなっていません。

下すぼまりになってのはボクスターとケイマンからのようで、あとは997のGT3には下すぼまりのミラーが付いているようです。




もうちょっと分かりやすくしたのがこれ…

こうして後ろから見ると、リアガラスの形状にシンクロしているようにも見えますね。




んでも、過去に何度も書いたのですが、964のルームミラーって、各ピラーの細さゆえの抜群の視界とあいまって、やや末広がりの形状のミラーの隅々まで像が映って、本当に気持ちいいのですよ。




広範囲が映る後付けのミラーもありますが、カメラの広角レンズのように広い範囲が映る分、距離感は分かりにくくなってしまい、安全性の点で本当に良いものなのかどうか…

それに対して、964の純正ミラーは、カメラのファインダーで言えば、ライカM3のファインダーを見ているようで、実に「見え味」がいいのよね。


ミラーの形状が下すぼまりになれば、下の隅の部分は像がケラレてしまうわけで、特に支障はないのでしょうかねぇ。

それとも、この部分には外の景色は映らないのかなぁ。

さすがにポルシェが安全性よりデザインを優先することはないと思うのですが…

もしかしたらミラー自体が大きくなっているのかもしれないし…

実物をよく観察したことはないのですが、実際のところどうなんでしょうね。

先日はちらほらとしか咲いていなかった近所の桜の花が、かなり開花していましたよ。

このまま暖かい日が続けば、来週末には見頃を過ぎちゃうかも…

そもそも入学式の時期に咲き乱れるんじゃなかったのか…


と言うことで、今日も食材を求めて大磯へ…

と言っても、今回は海の幸ではなく山の幸を…

小田原厚木道路の大磯インターからさらに奥に入った虫窪というところにある「ひじかたかんきつえん」へ…

考えてみれば、このあたりはミカン栽培の東の限界で、取れるミカンはお世辞にも美味しくなくて、ジュース用だなどと言われていたのですが、今は様々な品種の柑橘類が栽培されています。

品種改良の成果なのか、温暖化の影響なのか、どうなんですかねぇ。




事前に予約して用意していただいたのは、様々な品種を取り混ぜて5キロの詰め合わせ…

見たことも聞いたこともない品種が入っていますよ。

名前の書かれたラベルが貼ってあり、同じものの詰め合わせより断然楽しいです。

少しずつ楽しみながら食べようと思います。

柑橘類のシーズンはそろそろ終盤なので、行くならお急ぎください(笑)


その後は、小田原厚木道路唯一の無料区間を通って大磯から二宮へ…

これまたいつも行っている二宮のベーカリー、ティグレへ…

お店の裏に駐車場があるので安心です。


バゲットを所望したら、本当に今焼き上がったばかりのようで、ビニール袋には入らず、紙袋に入れて口を閉じないで渡されて、持っていてもアツアツなのが分かる…

ああ、今ここでかぶりつきたい…

丸ごと一本イケちゃいそうですよ(笑)

それくらい美味しいのがここのバゲット…




一緒に買った一つが、ブルーベリーとクリームチーズが入ったここの人気商品。

茅ヶ崎のパン・ド・カルムと、ここが私のイチ押しベーカリーです。




これは直売所に置いてあった、お一人様一つのお得な詰め合わせで、こちらもお買い上げ…

これで600円でした。


今週末はまだ咲き始めでも、来週は一気に咲きそうですね。

週末までもつかな(笑)