我がライツ号2のオドメーターがようやく7万キロに達しました。
昨年末の車検時に6万9千キロですから、この一年で千キロちょいしか乗っていません。
964はグランドツーリングカーと思っているのですが、この状況ではスーパーカーとしての出動ばかりでしたからね。
思えば長い6万キロ台でしたよ。
エンジンをオーバーホールしているので、エンジンの調子は良いし、あまり距離が伸びないので大きなトラブルも出ません。
それでも、歳月は着実に経過していくので、経年劣化に伴うトラブルはありました。
今年は長梅雨でなかなか気温が上がらず、早ければ五月にも行うエアコンのガスチャージをお願いしたのも七月に入ってからでした。
去年は3本入ったガスも今年は2本で済みましたよ。
ナローは憧れですが、プロの管理下に置けば真夏であろうとほぼ快適に乗れる964は空冷911の中ではありがたい存在です。
ガスをチャージを終えてお暇しようとしたところで、まさかのアクシデント発生…
キーを捻ってもセルがウンともスンとも回りません。
すわ、再びセルモーターの異常かと心配したのですが、バッテリーがご臨終とのこと。
本当にいきなりの突然死で、人生、何が起こっても不思議じゃありませんね。
最近のバッテリーは性能が良くなった分、こういうこともあるのだと。
まあ、主治医の駐車場でこと切れたのですから、周囲に迷惑をかけることもなく、その場で治療して、考えようによってはラッキーだったと言えるかもしれませんね(笑)
思えば、以前、走行中にオルタルータのベルトが破断して充電不能になってエンジンストップしてしまったのですが、止まってしまった場所がポルシェセンターの入り口でした。
出てきたメカニックさんにお尻を押してもらってドック入りすると言う、今考えれば笑っちゃうと言うか、そこまで持ちこたえてくれたとは可愛いやつよのう(笑)
処方箋はキルスイッチの装着…
漏電のチェックなど、根治をめざすのもあったのかもしれませんが、この対症療法が結果として大正解!
エンジン始動の儀式がひと手間増えましたが、しばらくエンジンをかけなくてもセルを回す時の勢いが全く衰えません。
みんカラのモニターで当選したLEDバルブも取り付けていただきました。
DIYでもできる範囲なのですが、安心が違います。
とは言え、これが本領発揮する夜間ドライブはまだ…
と言うことで、この一年間のメンテナンスはこの程度です。
あと、ドアヒンジの下のボディパネルに錆を見つけて、教えていただいた赤錆置換剤を塗って対応したのですが、他にも転移している可能性があり…
これ以上の進行を抑える意味でも、洗いグマはやめることにしました。
カバーをかけることで汚れの付着を防ぐことができるし、雨の日に乗らなければほとんど汚れることはないですね。
こんな感じでしたが、何せ古いクルマですから、今後の要治療ポイントも指摘されています。
一つはショックの交換…
チンタラ乗っているだけでショックに負担をかけるような乗り方はしていないはずなのですが、その場に静かに佇んでいるだけでも負担はかかるんでしょうね。
新品に交換できれば良いのですが、程度の良い中古品があったらそれで延命を図りたいと思っています。
何せ「違いの分からない男」ですからね(笑)
あとはティプトロフルードの交換…
特段、不具合が出ているわけではないのですが、転ばぬ先の杖、そろそろ交換しておいた方が良いとの診断です。
ティプトロニック、壊れたら百万円コースだと言われていた時代もありますが、基本的に非常に丈夫で、そう簡単に壊れるものではないようで、私程度の運転では壊そうと思っても壊せないのではないかと。
ただ、やはりメンテナンスはやっておこうと思います。
以上が私のクルマ趣味ライフの来年に向けた抱負です。
皆さん、来年も大きなトラブルに見舞われることなく楽しく乗れますように。
今年も私の拙いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2020/12/31 10:53:49 | |
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