ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

テスラは前後左右にセンサーがあるだけではなく、障害物との距離を「○センチ」と表示して、30センチくらいまでに迫ると「停止」と表示され、それ以上進まないよう警告してきます。

後退する際など、とても便利です。

ちなみに駐車場に入れる時、タイヤが縁石に当たるまでバックした際の背後の壁との距離は常に47センチです。


まあ、それは良いとして、前方に関しては反応してくれないんですよね。

クルマは前に進むわけですから当然っちゃ当然なのですが…

まだ車両感覚がつかみ切れていなくて、特に前方に関しては…

こうして縁石の上を通過しちゃったりする…

縁石が低ければこうしてクリアできるのですが、縁石の背が高ければガリガリッってことになるわけで…


車高を下げているわけではないので、大抵は大丈夫なのですが、ギリギリセーフだったりするとヒヤッとしますね(笑)

964とは違って全天候型ツアラーであるテスラなので、天候を気にすることなく出かけることができます。

行き先はかねてから決めていた箱根…

964だったら間違いなく中止のパターン(笑)




途中、西湘バイパスの新装オープンした西湘パーキングに初めて立ち寄りました。

嵩上げしたとは言え、高波の被害を完全に回避できるわけではありません。




店舗も自販機すらなく、きれいなトイレがあるのみ…

まあ、機能としては十分なのでしょうね。


国道1号線で箱根に入り、仙石原の相原精肉店でローストビーフを買い求め…

（画像なし）


本日の目的地へ…




ポーラ美術館です。




周囲はすっかり霧に包まれていて、幻想的…




いつものこんなのや…




こんな企画展…




こんなのも見て…





お昼ご飯に向かう途中の仙石原…

霧に包まれています。

桃源台から元箱根に向かう芦ノ湖岸の道は特に霧が濃くて、対向車はおろか足元のセンターラインも見えなくなるほど…

昔はこんな霧が出ることも多かったけれど、最近はこんなになることはなかったのですけどね。

バリバリのスポーツカーもノロノロの徐行運転です(笑)




向かった先は、50年以上になる洋食レストラン、ブライト…

小僧の時は、もの凄く高級で敷居が高く感じたものです。




テーブルにこんなのがあります。




山の神がオーダーしたハンバーグ木こり風…

木こり風って何だろう…




私は子羊のカツレツを…

昔から変わらぬ味なのでしょうけれど、昔だったら大変な贅沢メニューです。

ロマネコンティ、まだありました。

頼む勇気のある人はいないのですね。


食後、元箱根のベーカリーテーブルでバゲットと食パンを購入…




遠路はるばるやって来た観光客の箱根の思い出…

普段は、窓の外は真っ白ではなくて芦ノ湖がド～ンと見えるのですよ。




箱根新道で小田原に下りて、右京で和菓子を購入して帰宅…

エコドライブに徹したので、電力消費は僅かで済みました。

箱根の下りでは回生によって航続距離がどんどん伸びていくのが面白い…

ハイブリッドカーの小さなバッテリーではこうはいきません。

ポルシェとは違った楽しさのある箱根ドライブでした。

テスラでなくても、最近のクルマにはキーレスエントリーが装着されているものが多いですよね。

テスラの場合、キーではなくカードがキーになっていて、カードをかざすことでドアの施錠と解錠をするようになっているのですが…

スマホのアプリにクルマの情報を登録しておけば、カードをかざすまでもなく、ハンドルに触れるだけでドアは解錠されるし、ドアを閉めてスマホを持って一定以上離れるとプッと言うクラクションとハザードが一回だけ点滅してロックがかかります。


先日、厚木のスーパーチャージャーで充電していると、一台のモデル3がやって来ました。

ドアを開けると、充電ケーブルを充電ポートの中に差し込むと、クルマには一瞥もくれずに、一目散に立ち去っていきました。

実はこの一連の動きを「ああ格好イイなぁ…」と凝視していたのですよ。


私だったら、充電開始後、クルマから離れた後もクルマの方を振り返り、ロックされたことが確認できるまで、その場に立ち止まるのだろうなあと…

これはあんまり美しくないですよね(笑)


結局、そのオーナーさんはマックに食べ物を買いに行っただけのようで、暫くすると戻って来て、車内でポテトやハンバーガーなどをバク付いていましたよ。

そこから先の、食べている姿は恰好良くも何ともないのですが、充電を開始してから立ち去るまでの自然な立ち居振る舞いって、できそうでできないものです。

皆さん、クルマを100％信用して立ち去れますか？

片側二車線の交差点で信号待ちをしていると…

左折車線にオープンスポーツが入ってきました。

ボクスターでした。

信号が青に変わって…


そのボクスターもそろそろと交差点を左折していったのですが…

バブリングって言うんですか、パパン、バリバリと、やたらやかましい音を立てるんですよ。

あれれ、どうしてあんな大きな音を立てるんだろうと、凄く違和感を感じました。

直線を全開で加速したり、コーナーを猛スピードで曲がったりするのであればまだしも、ママの運転する軽も普通にやっているような、ただの左折ですよ。

MTであれば1速で、左右を確認しながらそろそろと徐行速度で角を曲がるだけなのに、パパン、パンと、やり過ぎではないのかなぁ…

ドリフじゃあるまいし(笑)



エクステリアはノーマルに近いものだったのに、排気だけは何らかの形でいじっているのでしょうね。


スタイルはとても美しいのに、周囲にまき散らすクルマの挙動と不釣り合いな大音量は、「お下品」以外の何物でもなかった…


これでは事故を起こすと「あのポルシェが…」と報道されちゃうのも無理はないのかなぁと…

頭の中をちらりとよぎった瞬間でありました。

最先端を行くEVとして、他車を蹴散らす勢いで進撃を続けるテスラ…

とは言うものの、そのボディデザインには、ポルシェ911にも通ずるような結構クラシカルなものがあるのではないかと…

そんな風に書いてきたところです。


リアガラスのすぼまりもそうですが、このテールライト…

ライトのパーツがボディから飛び出して、ボディラインを構成するようなものも普通にあるのに、あっけないほど普通のライトです。

クラシカルとさえ言えるのではないかと…




あと、最近はLEDの普及によるものか、左右のライトが横一直線につながるものが結構出てきています。

「電球」と言うものがなくなったということなのでしょうね。

テスラだってこう言うロボコップみたいなデザインにしようと思えばできたと思うのですよ。

でも、そうしていない…

この横一直線のデザインって、本当に幅が広ければ格好良いのですが、中途半端だと腰高に見えてしまってあまり格好良くないのではないかと思うのですよ。


一方で小さめのライトが両端にあると、この感覚が空いていればいるほど横幅が強調されると…


う～ん、でも、新型のテスラはこんな風になっちゃうのかなぁ。


あっ、でもこの横一直線のガーニッシュって、911がとっくの昔にやっていたのよね(笑)