その日は必ずやって来ます。
ポルシェを降りる日が…
で…
次はどうするのよと…
オイラが次に乗るとしたら…
やっぱり、六気筒に乗りたい…
これだ…
生まれてこの方、他人に褒められるようなことはしたこともないのですが、唯一、他人に自慢できることをしいて挙げれば…
4+1ない運動の神奈川県で自動二輪の限定解除に合格したこと…
いや、あの時ほど見も知らない人から喝采を浴び、祝福され、羨望のまなざしで見られたことはなかったなぁ。
あの頃、普通にテクニックを磨くだけでは、絶対に合格できなかった…
実技試験専用の教習所に通い、一度目は完走間近で試験中止、二度めは凡ミスであえなく中止、三度目の正直で合格できました。
初めて乗ったナナハンは、400ccとは全くの別モノ…
同じバイクなのに、加速感と言うかトルク感が全然違いました。
まさに地上を走る航空機でしたねぇ。
で…バイクを降りて、もう何年になるのかなぁ。
今や大型二輪免許は教習所さえ卒業すれば実地試験免除で取得できるようになり、かつては最難関と言われた大型二輪免許も、今はプラチナ免許ではなくなりました。
クルマのエンジンがどんどんダウンサイジングしていくのに対して、バイクのエンジンの排気量はどんどん増え続け、車体が小さい割にはエンジンは大きくなり…
「脱いでも凄いんです!」と言う感じ…
ホンダCBX1000…
大型免許がプラチナ免許だった時代の頂点のようなバイク…
直列六気筒の巨大な空冷エンジンから突き出る6本の排気管は、芸術品の美しさ…
あまりにエンジンの幅が広くて、ライディングポジションを取って正面から見ると、両足が半分くらいエンジンの陰に隠れてしまう…
カーブのために車体を傾けたら、エンジンで地面を擦ってしまうのではないかと思うほど…
当時、カワサキもKZ1300と言う六気筒のバイクを出したのですが、こっちは水冷エンジンだったので、CBX1000ほどの美しさはなかった…
ホンダのCB750F、カワサキのZⅠにZⅡ…
今も人気のあるビンテージバイクは他にもあるけれど、今オイラが乗りたいと思うバイクは、ハーレーでもBMWでもドゥカティでもトライアンフでもなく、ただただ、CBX1000なのですよ。
良いコンディションの個体に乗れるのもそろそろ厳しくなるかなぁ…
ははは、それより乗り手のコンディションの問題の方が大きいかな(笑)
「しかし、よくもこれだけ次から次へと欲しいものがあるものよね~」と言われて…
まあ、カメラはともかく、こっちは当面無理だからと…
Posted at 2020/06/28 01:56:13 | |
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