本当は大磯、二宮、秦野、小田原と桜の花を楽しみながらのドライブを予定していたのよね。
春爛漫どころか初夏を思わせる陽気にはなったものの、完全の桜の花はピクリともせず、完全に一週間遅れって感じですね。
とは言え、この日に備えてお昼の予約も入れたので、行ってきましたよ。
辿り着いたのは、東名の大井松田インターの近くにある
「フランス飯屋 ア・ラ・山田亭」と言う小さな小さな洋食レストラン…
前回行ったのはもう10年以上前…
今回予約した時には、シェフの体調がよろしくないとのことで、もしかしたらお休みもあるかもしれないことを条件で受けていただきました。
シェフは御年84歳だそうで、富士屋ホテルの総料理長を退職してこのお店を始められたのだとか。
奥様とお二人で切り盛りされていて、入り口の札が「準備中」のままなのはあまりお客さんに来られても困っちゃうからなのかもしれません。
ランチはABの二種類があっていずれもサラダとライスと飲み物が付いて千円。
Aはチキンソテー、Bはハンバーグでした。
「ハンバーグは煮込みハンバーグです」と。
山の神はハンバーグを、私はメニューを見せていただいてポークカツレツをお願いしました。
メニューにはカレーやピラフからエビフライ、ステーキ、シチューまで色々あって、せっかくなのでラザニアもお願いしたかったのですが、今は限られたものをお出ししているようでした。
最初に運ばれてきたサラダは、手作りと思しきドレッシングが美味しい…
ハンバーグは、最近流行りの粗挽き肉の食感豊かなしっかりしたものとは異なり、ふわふわと柔らかくてとても優しい味でした。
ジュージューと跳ねながら運ばれてきたポークカツレツは、さっぱりしたデミグラスソースがかかっています。
ニンジンのグラッセなどもちゃんと仕事がしてありました。
こっちは千二百円、ランチタイムなのでライスと飲み物も付いてきます。
その後、何組がお客さんが入ってきましたが、ご常連さんなのか、少し時間のかかるサービスも温かく見守っていて、何ともほのぼのとした雰囲気が感じられました。
お店も古くて、レストランと言うより食堂に近いイメージですが、流れる時間が何ともいえずにイイものです。
行かれるのであれば少人数で、予約もして、ご高齢のご夫妻で切り盛りされているお店と言うことをご承知の上で行かれるのがよろしいかと思います。
Posted at 2024/03/31 15:50:15 | |
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