気が付けばもう10月も間近と言うことで、気候もようやく秋めいてきましたね。
空冷911乗りの皆さんが大好きなエアコンの話題もそろそろ封印できそうですね(笑)
んで、今回は前々回の続きと言うか、また革のことで…
傷一つない滑らかで光沢のある革の銀面と言うのは、イイものですよ。
革鞄も、こう言う状態だと逆に気おくれしちゃって使いにくいですね。
革はまっさらの状態より、使い込んである程度年季が入ってきた方が好ましいのですが…
変に傷が入っちゃったりすると、これはこれで気になるのであって…
エ○メスの高価なバッグを持っていて、電車の中で兄ちゃんが背負ったリュックサックの金具でガリッとやられたら、そりゃ年季が入ったと喜ぶわけにはいかんでしょう。
ところが、うまく考えるもので、革にシボを入れる、要するに最初から意図的に傷あるいは皺を付けることで、ぶつけたり擦ったりして多少かすれたり傷が付いたりしても、目立たなくなると…
964のRSには最初からエアコンが付いていないのだからエアコンが壊れる心配がないようなもので…
ははは、違うか。
週末に普段使っている革の鞄をまじまじと眺めてみたのですが…
一つはクルマのダッシュボードみたいに細かいシボが入った革で、革が柔らかいので皺はないし、傷も目立たないのですが、角の部分は擦れてしまっていて、まだ使えないと言うことはないけれど、寿命が近付いてきたなぁと…
もう一つは、シボは入っていないけれど最初から皺が入って色ムラがあるような加工のされた革が使われていて、もちろんこちらもあちこち擦れて細かい傷も入っているのですが…
ちょっと皮革用のクリームを塗ったら、見事によみがえりましたよ。
持ち主と一緒に育っていく革と言うのも良いものです。
カメラのケースやストラップだとこう言う革を使っているものもありますね。
クルマのシートにもこういう革が張られていたら面白いと思うのですが…
そこはやっぱり、質感より耐久性重視なんですかねぇ。
Posted at 2021/09/27 19:09:41 | |
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