VANEO再評価！

えー、私の前の前の愛車、メルセデスのバネオ。
初代Aクラスをベースにしたミニバン風のクルマだったわけですけどね、一代限りで消滅したレア車ではあります。
まあ、正直造りはかなり安っぽくて、新車で購入した私も4年程度で売却してしまったわけですが、その当時はもうガマンできなかったんですよ、建てつけの悪さであったり各所から聞こえるビビリ音であったり、そんなのに(笑)
それでも320万円くらいはしたはずですからね、今考えると私もチャレンジャーだったなぁ。


ま、そのあたりのことは過去のブログでも散々書いているわけですが、とりあえず周囲からは「なぜにこのクルマを？」みたいに思われがちであったのは事実です。
そんなちょっとほろ苦い記憶があるバネオちゃんですが、でも今相場ってメチャメチャ安いんですね。
画像の個体は走行4.8万km程度、見たところ程度も問題なさそうですし、装備もナビにリアカメラにETCに、となかなかの充実ぶり。
これで車両で39.9万円ですもんねぇ。
2005年式だから8年落ちですけど、そうだとしても大変お買い得な気がするのですがいかがでしょうか。
正直見た目は微妙なバネオですが、それでもフロントグリルに燦然と輝くスリーポインテッドスターは伊達じゃありませんからね。
それに普通のベンツじゃイヤだー、なんて方には、このバネオが醸しだす一種の正体不明感というか国籍不明感も魅力ポイントに映るのではないでしょうかね。
うーん、ここまで価格が落ちてくると、これはこれでアリだなぁ。


そうそう、バネオのお兄さん的な位置づけであるビアノ、これも安いですよね。
今でもVクラスとして売っているわけですから、ある意味現行型ともいえると思うんですけど、これだって初期型だと車両で60万円程度のだってありますもんねぇ。
7人乗れてFRで、質実剛健さを感じるメルセデスのLクラスのミニバンですよ、これだって超お買い得だと思うわけです。
間違っても60万で買ったクルマには見えないですよ、多分。
燃費なんかはね、もちろんそれなりだと思うんですけど、この間自分なりにちょっと計算してみたら、私くらいの走行距離(年間7,000km程度)だと、死ぬほど大きな差にはならないのでは？と。
もっとも環境に対する部分はまた別問題ですけどね。
いずれにしても費用対効果がなんとなく高そうな雰囲気があるぜ、ということで。
バネオにしてもビアノにしても、ハズシの美学が感じられるよね、なんてのは言い過ぎかもしれませんけど(笑)