いま販売中のこの並行フォーカスは、ドイツ仕様のLhd/6MT車、1.0EcoBoost搭載というから、STやRSでないごく標準的な欧州フォード車を好む向きなら、かなり魅力を覚えそうな一台ですよね。しかもこのボディカラー、国内正規仕様ではついぞ設定されなかったダークブルー系(ディープインパクトブルー?)がフォーカスのスタイルに実によく合っていて、いかにも欧州車らしい趣に満ちています。
このフォーカスを含めて、これまで中古車販売サイトやネットオークションなどで、何台かの並行ものの三代目フォーカス(非ST/RS)が国内で流通していました。つい最近も新潟で北米仕様のSEセダンが販売されていました。フォーカスに関しては時々そうしてヨーロッパや北米仕様車が流れるのに対して、なぜかフィエスタではほとんどそうした標準車の並行ものが国内で流通されたのを記憶していません。正規輸入車ではフォーカスよりもフィエスタの方が人気があって台数も出ていたのに、こと並行車となるとフォーカスの方が多いのは不思議に思います。
そもそも、標準フォーカスを並行で日本へ入れる動機が知りたいです。ちなみに私がかつて愛用していた2003年式初代フォーカスSEセダンは、アメリカで使用していたオーナーさんが帰国に際してそのまま日本へ持ち帰った個体であったと聞きましたが、それと同じような経歴の車もあるのでしょうか?
まったく真偽の定かでない説として、かつては欧米現地で人気が高くプレミアムが付くような車種を日本へ入れる時に、現地の販売業者から標準的な車種も一緒にセットで押し売りされるーなんてこともあったとかなかったとか??
ブログ一覧 |
Focus | クルマ
Posted at
2020/03/10 22:32:28