いま時分で自分の目で現役車としての所在を確かめられている初代C170フォーカスは、もうこちらの一台きりです。これが3年くらい前までだったら、他にも現存している個体を何台か知っていたのに、ここ数年間でそれらも一気に姿を消してしまいました。そうした様子を見ていて、いよいよ初代フォーカスも存続が困難な状況になったことを体感していました。
車が好きな方々のコミュニティであるみんカラだと、C170フォーカスにいまでも特別な価値を見出して頑張って所有している方がいらっしゃることは承知していても、そこまで強い思い入れを伴うでもなく、ごく普通にこれまで乗り続けてきたような方が、これ以上は維持し続けることを断念せざるを得なくなっているのは、十分にわかっていたことでした。無理もないです、すでに導入初年度から20年を超え、そもそもメーカー自体がこの国のビジネスから手を退いているのですから・・よほどの熱意と意欲がなければ現役でいられるのは厳しいでしょう。
それなのに・・この写真のTRENDよりもさらに古い年式の個体にいま手を出すことになるとは、我ながら全くの想定外です。果たして私の手元にやってきてもいつまで生き長らえるのか?正直なところ未知数ではありますが、お互い少しでも永く乗り続けられたらいいですねーと、今日は遠目にそのニューエッジな顔を見ながら思いました。
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Focus | クルマ
Posted at
2022/11/12 21:25:11