ちょっと近所に用事があって自転車で出かけた時に、通りがかりのコインパーキングにこうしてマスタングが駐車されているのを見たりします。ちなみに今日のこちらは国内のディーラー車だとパフォーマンス・パッケージとして台数限定で売り出されたモデルで、5.0 V8 + MTを装備。赤いレザーのシートとステアリングがポイントになっている「走り志向」なグレードです。
2ドアクーペという車型が以前と比べたらすっかり少数派になってしまったこの時代、マスタングは実は、今どき身の回りで最もよく目にするそれの一台ではないか?と思います。
日常的によく見られる2ドアクーペの最右翼は、今ならやはり86 / BRZでしょう。マスタングはさすがにそこまでではなくても、モデル世代の新旧を問わなければかなりの頻度で出会うことができます。それが輸入車であって、相対的にリーズナブルであるとはいえ新車でゆうに400万を超える価格帯の車であると考えれば、例外なまでに日本でも受け入れられている2ドアクーペと言っていいはず。
アメ車のクーペというと大柄な存在を想起しがちでも、この写真のような街中の決してスペース的に余裕があるわけでもないパーキングにちょうど収まっている様子からは、日本の風土の中でさほど場違いでないことも明らかですね。
Posted at 2021/08/11 20:57:45 | |
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