※タイトル画像:https://photofunia.com/
♪もうグラスを置き
ドアを開けて外に出よう
もっともっと君が欲しい
僅かなこの時この宵
「ねぇ、何で音楽やるのに歌わないの?」
「マジで歌うとセンスのカケラも何もなく下手なんだワ。カラオケとかそういうノリならやるんだけどね。」
元々ヴォーカル志望ではない自分。
テーブルについた女性にそんな話をした二十代終わりの頃。
隣りにいたギター弾きも同じ答えだった。
「カラオケってのは、歌って気持ち良いのは基本的に本人だけだし、周りはお膳立てみたいモノがあってサ。だけどたまに『何だ、凄く上手いぞ!』ってのがいるじゃない。そうなると自然に拍手湧くし、そういうのっていいよね。」
なんて生意気言っていた若かりし自分。
だけどたった1曲だけそういう事になった経験があってサ。
「スゲー!」ってな事になったワケ。
全然知らないお客さんから喝采と言っても良いくらいの拍手もらってさ。
ハマショーの「悲しい夜」。
それも「Wasted Tears」のバージョン。
だけど、それ一回きり。
実は封印してる。
理由は明白。
オイラにも若い頃には色々あってサ(苦笑)。
♪さあ傍に来て君をたしかめさせて
明日になれば離ればなれの辛い朝だから
♪そう 時には生きてゆくことが辛くなる
だけど それは一体誰の思いどおりのことかな
「それって、素敵なことなのにどうして?」
「いいの(苦笑)。」
今じゃ声も出ないのにネ。
あの時の事覚えてる?
覚えてないだろうナァ。
そんなモンよ。
[1989]
悲しい夜:浜田省吾 (
Wasted Tears)
[1976]
悲しい夜:浜田省吾(
生まれたところを遠く離れて)
ブログ一覧 |
お気に入りのナンバー | 日記
Posted at
2023/10/09 21:04:13