
トラウト管釣りで定番(あるいは最強)のクランクベイトは、
クラピーシリーズであることは間違いないのですが、個人的にはあの顔や鱗の表現が好きになれない(笑)ということで、かたくなにハンドメイドクランクを作ってきました。でも、最近、やはり投げればほぼ確実に結果が出るので、クラピーすげー、と思うこともありオリジナルクランク「綿雲11型(C2N1)」を改造することにしました。
クラピーのアクションは、しっかりとした水押し感のウォブリング(尻振り)なのですが、アクション自体は(比較すると)マッタリしています。
それに対して、私の好きな
スキルフルのKoroは、キレのある軽いウォブリングです。比重の軽い発泡素材のボディで、しかも尻尾が細ことと、水の抵抗の少ない極薄の基盤リップによって実現されるアクションです。
で、Koroをお手本にした「
綿雲11型」は、キレのある軽いウォブリングですが、アクションの幅は小さめです・・・リップの形状をもう少し変える必要があるのかも知れません(でも、お手本より良いものなんてなかなか出来ませんし、ね)。
感覚的にまとめると
1.アクションの幅(音量=ボリューム)
←大(ヴイヴイ) クラピー>>Koro>綿雲11型 (コロコロ)小→
2.アクションの切れ(周波数)
←高(キビキビ) koro>綿雲11型>>クラピー (マッタリ)低→
という感じです。
クラピー系は魚達の40%に効果的、Koro系は15%、ニョロ系も15%、クラピーよりマッタリ系15%・・・残りの15%は謎(笑)、という感覚もあります。
Koro系のアクションは魚のスイッチを入れる事があり、激しくアタックされることも、嫌がられて逃げ出される事も同じくらいの頻度があるような気がします。
ということで、綿雲11型を改造して、もう少しマッタリ(周波数が低い)ウォブリングにすれば、クラピーぐらい釣れるようになるんじゃない?と妄想しています。周波数を下げるには、ボディーの重量バランスを、現在の一点集中から、分散(特にボディ後端)させれば良いはずです。
今回の改造は、ボディ後半をボリュームアップして、そこに小さなオモリを追加する、という内容で先々週から取り掛かり、LWRでテストしてみました。
簡単な製作工程は
ギャラリーをどうぞ。
でも、改造の時にメインのオモリを入れ間違えてしまって激しく沈む、ただ重たいだけのプラグになってしまいました。上記のような改造どころが、改悪にしかならなかったので、急いでメインのオモリの取り替えもしました。その模様も一緒にギャラリーにUPしています(汗)
さあ、これで常に結果を出す、釣れるクランクベイトの完成です(大妄言w)
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Posted at
2011/04/18 22:45:45