◎自転車週報　その60　古墳と洋館と足袋工場

　すっかり日の出が遅くなって時間の余裕がなく、平日は30㎞弱しか走れなかった今週は207㎞くらいでした。火曜日は雨で休輪しましたが、その雨を挟んで一気に気温が下がったようです。
金曜日には、夜明け前の入間川堤防で霧の中に動く影を見つけました。キツネでした♪こちらを気にしつつ跳ねるように川のほうに逃げていきました(満足♪)
←その帰り、荒川河川敷のゴルフコースは霜のベールに覆われていました。この朝は1℃でした。

　雨の後の水曜日、マンション2階の我が家では4℃でしたが、用水沿いを走るとサイコンの温度は表示は0℃まで下がりました。0℃って、なんか、感慨深いですねｗ

　土曜日は気温が上がるのを待って、8時半ころから走り出しました。特に行き先を決めずに中山道をゆっくり北上。とりあえず、さきたま古墳まで行って日向で時間調整・・・ののち、早めのランチを頂きました。
←店の方が自転車が見えるようにと停める場所を用意してくださったので、自転車を目の前にして頂けました。今まで一番安心して食べられましたｗ
さきたま古墳の南にある「さんぽ道」というお店でした。

　腹ごしらえの後はゆるゆると忍城に寄ってみました。花手水がきれいですね。復元の櫓だそうですからあまり期待していませんでしたが、周囲はコンパクトながらしっかりと整備されていて、いずれ内部の資料館も見てみたいと思いました。

　古墳と忍城のある行田はレトロな建物が沢山あるようですので、それを拾いながらポタリングしました。なんで行田にこんなに洋風の建物があるのかなぁと思っていたら・・

　どうも、行田は足袋の一大生産地だったことが関係していそうです。そんな古い足袋工場をそのまま使った資料館があったので見学してみました。木製の床がギシギシいう古い建物の中には、各工程に合わせてカスタマイズされたミシンが並んでいました。

足袋とくらしの博物館

←アナログ機械式の極致のミシンは興味深かったです。足袋の縫製でも最も難しい指の間を縫うためのミシンだそうで、右奥のハンドルを回して縫い目の間隔を調整して、曲線をひだ状に縫うそうです・・・うむ、すげーなぁｗ

自転車で出かけると、ついつい停めて見学するってことが(盗難の心配もあり)億劫になりがちですが、それができると良い足袋・・・もとい、良い旅ができるんだなぁと改めて思いました。

　今週は渥美半島の半ばから207㎞走って、セントレアの対岸にある、まるは食堂りんくう常滑店まで来ましたよ。おお、懐かしいｗ　ここはエビフライが有名ですけど、比較的雑に提供されるシャコが絶品です(でも、がんばらない)