え~~、久しぶりに良書を読みました♪w
きっかけは、嫁さんが何故か借りてきたアニメ「精霊の守り人」のDVD♪
最近のアニメには珍しく質の高いアニメ作品で、ストーリーもよく出来てて面白かったです♪
コチラはアニメ版OPとサントラ♪
アニメ版が2007年にNHK-BSで放送されていたのは知っていましたが、我が家ではBSを見られなかったので見ることが出来ずw、その後DVD化されていたのもすっかり忘れていました(^^;
で、先日どういう風の吹き回しか嫁さんがレンタルビデオ屋でDVDを借りてきてたのを私も見て、どうやら私の方がハマってしまったようですwww
チベットから日本までのどこかのような農村の原風景、アジア各地の民族衣装を織り交ぜたデザインや、丁寧な作画による映像の美しさは私的には久しぶりのヒットでした♪w
なんでも風景設定の場所は作品監督の故郷である埼玉の秩父なのだとか♪
音楽も、OPを人気バンド(?w)のラルクアンシエルが担当し当時話題になったそうですが、興味が無いので全然知りませんでしたwww
また、BGMは川井憲次が担当しており、美しいメロディーが映像にマッチしてて、久しぶりに良い作品を観たな~という気分を味わえました♪w
で、このアニメはもともと
上橋菜穂子の児童文学ファンタジー「守り人」シリーズの第一作目をアニメ化したものなのですが、原作はこの「精霊の守り人」のほか「闇の守り人」など多くのシリーズがあり、どれも質の高いファンタジー作品として子供だけでなく大人まで幅広い支持を得ているそうです。
実際読んでみて、ハリポタなんかにひけを取らない世界観には大人でも唸るものがあります♪w
んで、さっそく娘達にも読ませようと地元の図書館で借りてきましたが、ぐいぐい引き込まれるストーリーに、今は私の方が夢中で読んでます♪www
文章は子供向けということで平仮名が多いのですが、大人でも苦もなく読み進めることができ、言葉遣いやセリフの言い回しなども、美しい日本語の韻が読んでいて心地良いです♪
作品が異世界ファンタジーということで、時代設定は古代~中世の人々の暮らしを描いているようで、物語に登場する事物の名称を文字で読み想像するということの楽しさに、改めて子供の頃のワクワク感を思い出させてくれる作品です。
牛車やハミなど、今の子供には縁がないどころか大人でも日常会話の中で滅多に使うこともない単語がたくさん出てきますが、ちょっと大袈裟ですがこうした古い言葉を知ることで、民族の歴史や文化の連続性を保持するという意味でも、こうした児童文学というのはとても大切なものだと感じ入った次第です♪
今やネットでなんでもすぐに調べられる時代ではありますけども、本を読み、言葉の意味する物、その事物の形や色や匂いを文字から想像する知性の訓練という意味では、この作品は絵本を卒業した小学校低学年からの子供さんにはピッタリではないかと思います♪
それに、この偕成社のハードカバー版の挿絵が異国情緒たっぷりでまた素晴らしい!w
久しぶりに物語を読みながら挿絵にもウットリ出来る本に出会えました♪w
いや~、むかし夢中になって読んでいた栗本薫の大河ファンタジー「グイン・サーガ」を久しぶりに読み返したくなりました~♪w
というか、先日久々に引っ張りだした「
スカートの下の劇場」をウヒョヒョ♪なんて言いながら読み返してた自分の矮小さがちょっとイヤになりまつた・・・(爆)
「守り人」シリーズwiki↓
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Posted at
2012/02/14 18:50:53