君はシントリ青菜の煮込みそばを食べた事があるか？

今日は こちらのお店 に。

いや～、こりゃ吃驚。肉も魚も入っていないのに、
物凄いコクのあるスープの煮込み麺を頂きました。

何でも、中華料理で良く使われる青梗菜（チンゲンサイ）だが、元々は菜芯（シントリ青菜）を使うのだそうで、青梗菜が入って来てからは、青梗菜の方が安く入るので中華料理店で頻繁に使われるようになったとの事。

今日は、丁度いらしていた、チーフの弟弟子（おとうと・でし）にあたる方が煮込み用の（かんすいの入って居ない）麺を持って来て下さったところとのことで、特別に、シントリ青菜の煮込みそばを作って頂いた次第。

チーフが料理を作っている間に、麺を持って来て下さった方から、上海の田舎料理の事、また、文化大革命前後の上海の様子とそれが料理人に与えた影響、日本に於ける上海料理店の経緯と現状など、多岐に亘ってお話を聞かせて頂く機会を頂いた。

今迄こちらのお店では、イシモチやスズキの煮込み麺を頂いた事はあったのだけれども、このシントリ青菜の煮込みそばは、これまた凄く美味しい。その前に色々頂いていて、既にお腹は結構膨れていたのだが、余りの美味しさに全部平らげてしまった。

今日は貴重な食材が揃って特別に作って頂けたのだが、若し又食べれる機会があったら是非食べたい逸品である。

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煮込み麺の前に頂いていた、鳥の老酒漬け。
コクがあって酒が進む、進むｗ


別の日のランチで頂いた日替わり定食。
これで何と1,050円。正直安すぎると思う。
写真では伝わり辛いのだが、一品一品に
物凄く手間が掛けられている
もう少し値段上げても良いのでは、と内心思う。