
今回もディーラーの皆さんに精力的にご対応いただき、作業が終了、出庫しました。
フライホイールはY管理なので、今回はありものを使用。レコード状になっていますが、騙し騙しで何とかしのぎます。
JUN_AUTOさんの軽量クロモリフライホイール (鍛造素材) を発注し、また今度交換。

アイドリングが高い件、結論から言うと、ISCサーボの動きが良くないことが原因でした。清掃、調整で何とかしていただきましたが、再発可能性あり。ここのところ、周囲で多発してますねぇ(苦笑
ISCサーボのステップ値は、
max232c@牛猫さん作成の、USBダイアグノーシス +
OQO_2Plus を使って、日ごろから確認、ロギングしていたのですが、少し前にOQO_2Plusの筐体内部の電源スイッチのプラスチックの爪が割れ、分解しないとマザーボード上の電源スイッチが押せず、電源が入れられない状態になっていました。
せっかくECUから常時データを取得する体制を作っていたのに、こうした理由で、今回のISCサーボの件を検出する体制がなくなっていたのはちょっと残念でした。
ISCサーボはY管理ですがまだ僅かに在庫はあり、ワックスはY管理で在庫は無しなので、奮発して、在庫のあるスロットルAssyごと(これもY管理)交換したいところですが、出費が大きくなります。
OQO_2Plus、実はもう1台、入手していたので、そちらにUSBダイアグノーシスを接続できるよう環境を作って、再び監視体制を整えました。ISCのステップ値も常時監視できるようになりましたので、一応、完全に動作不良となる前には気づけると思います。

アイドル回転数は850回転あたりできっちり安定、Injection Pulse Width も、アイドリング回転数が高くなる前の2.05msで安定しています。
それと、フロントパイプを固定するステーにもクラックあり。ステーはフロントパイプと一体の部品設定でフロントパイプもY管理。こちらは、(それほど特殊な部品ではないので)今あるものを取り外して、似たものをワンオフで作るか、今あるものを補修して使えないか検討中です。

シフトケーブル交換、シフトレバー回りブッシュ交換をしていただきまして、ギヤ操作の感覚がものすごくよくなりました。ぐにゃぐにゃだったシフトレバーもだいぶしっかりしました。5速の入りが悪いのはまだありますが、低速常用域は非常に楽に変速操作ができるようになりました。
「ブッシュの破片がありました?」と聞いたら、僅かな破片があったけれど、大部分は無くなっていて粉にすらなっていなかったそうです。これじゃぐにゃぐにゃになりますよね。作業後は、まぁ、現代の車と同じということはないですけれど、それでも格段に良くなりました。
クラッチの滑りも現状無し、その代わり、クラッチのジャダーはあります。前進は操作を気を付ければほぼ気にならないレベル、後退はちょっと気になりますが、これもクラッチディスクが馴染んで来たら平気になっちゃうと思います。
ということで以下に今回の作業手帳へのリンクを。
関連整備手帳:
6カ月点検 ※パーツリストはこちらにまとめて
エンジンオイル、オイルエレメント交換
クラッチディスク・クラッチカバー他の交換、オーバーホール一式
シフトケーブル、シフトレバー回りブッシュ交換
トランスミッションオイル、トランスファオイル交換
アイドリングが高い点検、清掃、調整
いやぁ、やっぱり、ギャラン、いいわぁ~
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Be associated with car | クルマ
Posted at
2016/03/15 08:29:41