ああ、モフモフが足りない、ワンコでも良いんですが不足っ!圧倒的ネコ不足っ!・・・・ざわっ・・・ざわっ。
そうだ、野生のネコ科パート5をやろう、癒されよう(強引!)。
リビアヤマネコ

はい?、これその辺に居そうなイエネコじゃないのですと?、いいえ、これでも立派なヤマネコですよ。
本当にその辺に居そうな雰囲気ですけどね。

いや、ヤマネコだけど寝ると思いますよ一応ネコですからw。
名前の通りアフリカ北部(リビア方面~エジプト方面)に生息しています。
体長45~60cm、体重3~8kg、少し大柄なイエネコといった感じですかね。

これが野生での姿・・・かなりイエネコっぽいなぁ、これには理由がありまして、実はこのリビアヤマネコが今ペットとして飼われている全てのイエネコの祖先だと言われています。
紀元前のエジプトで貯蔵した穀物を鼠から守るために、このリビアヤマネコが飼い慣らされ鼠を狩るようになったそうです。

バステト神、古代エジプトでは神様扱い、でも雌ライオンの頭の像もあるそうですが。

うーむ・・・ヤマネコというよりかその辺のタマちゃんというか・・・・。イエネコより足が少し長いそうです。

やっぱりこれタマちゃんだろ!タマホ~~~~ム違っ!キジトラ模様が可愛いww。
実は、イエネコのキジトラ柄は別名ワイルドカラーとも呼ばれていたりします、つまりこのリビアヤマネコから来ているらしいです、イエネコほどハッキリと縞模様は出ないそうですが。
ヨーロッパヤマネコ

ああ・・・モフモフっぷりがたまらない・・・。
名前の通りヨーロッパの広葉樹帯に生息しています、基本的に人の手が入った所は避けるそうです。

体長は最大で80cmほど、イエネコよりひとまわり大きなヤマネコです。
ああ・・・でもなんか太ったキジトラさんみたいだ。
主に鼠やウサギも狩るそうです。

威嚇の顔、これだとやはりヤマネコなんだなと解ります、ワイルドですねぇ耳が少し大きいかな?。
元々はリビアヤマネコと同じくアフリカ方面に居たそうですが、北上していきヨーロッパで定住、リビアヤマネコと近似種では?とも言われています。つまり、イエネコとも関わりがあるかも。
オオヤマネコ

ヨーロッパ北部、シベリア、カナダにも近似種が居ます。
体長80~130cmと結構大型のヤマネコ、日本に近い所だと樺太にも居るそうです。

手が太い、結構ゴツい、上から飛び付いて鹿を狩る事もあるとか。

耳には房毛が生えています、前に紹介したカラカルみたいな毛ですね、基本的には寒冷地を好み雪上でも大きなカンジキのような手で機敏に動けます。

いや、これはサイコな山猫スナイパーさんですね。生態がネコですけどw。
尚、ロシアあたりでは家で飼われている子も居ます、その姿はまさにデカいイエネコ、動画を検索すると結構出てきますよ。
分布帯が広いので、その地方の地名→オオヤマネコと呼ばれていることが多いです。ヨーロッパオオヤマネコだのカナダオオヤマネコだのと、どれも品種としては近いそうです。

森林で出くわしたらビビるなこれは、人前にはなかなか姿を現さないそうですが。
近似種が多いので、学術名のリンクス(リュンクスとも)で呼ばれることもあります。ヨーロッパのはリンクス・リンクスが学術名。

いや、これは可能性の獣の中の人でバナナ味だね・・・それでも!。

毛皮のために乱獲されたり、家畜を襲う害獣として駆除されたりと数を減らしています、ヨーロッパの一部地域(スイスなど)では一度絶滅したそうです。スイスではシベリアから連れて来て再繁殖させて復活させたそうですが。
日本でも似たような話があります。

エゾオオカミ、タイリクオオカミの近似種で北海道に居たんですが、開拓が進むにつれ家畜を襲うようになり、毒餌で大量に駆除されて絶滅しました。
それにより、蝦夷鹿が増えすぎて今度は農作物に被害が今も出ています。ヒグマは案外蝦夷鹿を狩らないそうなので。
一部でタイリクオオカミを道内に放って増やそうなんて計画もあったそうですが、それは新たな軋轢を産むだけだから個人的にはやらない方が良いんじゃないかなと。
ホロケウカムイ(アイヌの方々の呼び方、神として扱い敬意を払っていました)を絶滅させたくせに今さらずいぶんと勝手な事を言うものだなとも思います。
ではでは。
Posted at 2019/08/04 08:53:23 | |
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