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マヨイガのブログ一覧

2023年01月20日 イイね!

好きなバイク( ゚∀゚)


車だと思いました?







バイクなんだなぁぁぁ~これが!


レースホモロゲーション750ccバイクシリーズ(part 2)のトリです、はい、これで最後ですので・・・m(_ _)m。


ホンダがRC45(RVF750R)を


ヤマハがOW-02(YZF-R7)を


カワサ菌がZX-7RRを

と、来たら、もうわかるよね?。








チッ、バレたかw

【SUZUKI GSX-R750SP】
「スズキ GSX-R750SP」です。

1985年のデビュー以来、油冷で頑張り続けたGSX-R750さん。


80年代で100万円!、GSX-R750Rで限定750ccレーサーレプリカ路線の先鞭をつけたり。


GSX-R750R(RK)で本格的な限定ホモロゲーションモデルを造ったりと頑張っていたんですが、1990年初頭にはもうレースでは油冷での冷却の限界を迎えてしまいました。

そこで

1992年型より遂に水冷化・・・と、言っても油冷でのヘッド回りの冷却機構は残ったまんまなんですけどね。
つまり、「水油冷」といった感じのエンジンだったのです・・・だからエンジンが重たいという欠点があるんですけどね。

そして、1994年のこと。


GSX-R750SPとしてアップデートされました。

スペック
水冷並列4気筒DOHC16バルブ、排気量 749cc、最高出力77馬力です。

えっ?アップデート?とお思いかと。はい、このSPは別に限定車では無いのです、これで通常型でした。
つまり1994~1995年型のGSX-R750は全てSPがつくんですよ、国内では普通に車名なのです。だからホモロゲーション云々は関係ないんです。


1993年型までとの相違点は、倒立フォークのアウターが、それまでのφ41ミリから43ミリに変更。


キャブレター径も従来のφ38ミリから、φ40のミクニTMRに変更されています、画像は別のバイクのミクニTMRキャブレターですが。
ほかにもフレームやフロントフォーク、ホイールやヘッドランプ、バッテリーを小型化するなどの軽量化も実施、リヤスイングアームへのサブフレームの追加や、フロントブレーキにトキコ製6ポットキャリパー、クロスミッション採用など多岐にわたります。


フレームは当然アルミのボックスタイプの・・・と、言いたい所ですが。


一般的なアルミダブルクレードルというこの時期としてはもう旧態依然なフレーム、というのも1992年の水冷を造る段階でアルミボックス化も考えていたらしいんですが、販売サイドから「ダブルクレードルフレームは残して欲しい、いや、それで造って!」という強い要望が。
結局、開発費の絡みもありこれまでどおりダブルクレードルを突き詰める方向になったそうです、うん、みんな貧乏が悪いんや!w。


スズ菌って、戦時統制下だったの?w

まあでも、裏を返せば信頼性を取ったとも言えるかと。あと、普通に市販もするから、時期的にもイタズラに車体価格を高額にしたくないという思惑もあったようです・・・庶民派ですけん。


アルミボックス系のフレーム、完全な水冷化によるクラス最軽量なエンジンは1996年型のGSX-R750からになります。この年式からまたSPの文字は無くなりますが。

ちなみに1992~1993年のGSX-R750の販売価格は89万8000円、そして1994年からのSPの販売価格は115万円でした。他社のホモロゲーション750ccが200万円だの400万円という価格だった時代、しかも他社は限定車だから必ず買えるとは限らないと考えると、お値打ち価格と言える・・・のかもしれません。

さて、レースでは?、正直WSBK(スーパーバイク世界選手権)では活躍していません、というか居たんですか?状態。その年代を調べてもスズ菌のバイクが出て来な~い。


この頃のGSX-R750の主戦場は、アメリカ国内のAMAスーパーバイクレースが主軸で、あのヨシムラもそちらをメインて活動をしていました。
そちらではほぼGSX-Rのワンメイク状態で、当然優勝車両もGSX-Rですわな。
何故このような事態に?、AMAスーパーバイクはほとんどがプライベーターチームが参戦しており、メーカーワークスチームはほぼ皆無、つまり・・・ワークスでの使用も考えた高額な限定車はむしろ敬遠されていたんだそうです、限定ではなくて普通に買えて、比較的に安くて、そしてイジれば速いGSX-Rシリーズが歓迎されたというのもあります。だから販売サイドはクレードルフレームでと注文したらしい。
それにほぼワンメイク状態なので、新型GSX-Rが出たら買い換える際にリセールバリューも良いというのもありました。
あの「走れば優勝かまたはコケるかの二択」と言われていた、レジェンドであるケビン・シュワンツもこのレースとGSX-Rで腕を磨いたのです。


スズ菌がWSBKに本格的に参戦するのは、こちらの1000ccV型2気筒の1998年のTL1000Rからになります。コイツは私のSVのご先祖様にあたります。コイツが無ければスズ菌V型2気筒はありませんでしたから・・・御多分に漏れずこの子も【変態】かつ問題児でしたけどねw。

さて、中古市場、かなりタマが少ない。
発見した1台は150万円あたりのお値段、やはり黄金の80~90年代バイクということで、ジワジワと相場が上がっている模様、しかし、正直に申し上げると単純に速さを求めるのであれば、GSX-R1000の中古をオススメします。そちらの方が速いし古い年式の物なら120万円あたりと安く買えるので(マジです)。




油冷システムによる冷却が限界を迎え、新たに水冷化・・・と言っても油冷に取って付けたような水冷、それによりむしろ車重が重くなってしまったというね。
本当は1985年のデビューの段階で水冷にするはずでしたが、油冷という【変態】システムを採用してしまいそれが裏目に。しかし、他社のホモロゲーション750のように高額になりすぎず、限定車では無いので普通に購入できた。その時代遅れなフレームもそのための役にたち、尚且つ信頼性という面では評価され、比較的に安価な価格はプライベーター達の強い味方であり、また彼らを育てあげたバイク、それがスズキGSX-R750SPです。

所有・・・私ならR1000の中古を買いますけどねw。

冗談はさておき、イジりはヨシムラで固めるのが至高でしょうね。ハイカムとかTMRキャブレターもヨシムラバージョンがありますからそちらに変更、後はアルミ鍛造ホイールでバネ下の軽量化やブレーキ&マスターやローターをブレンボへ、前後サスをオーリンズにすれば最高かなと。
それ、全部R1000でやった方が・・・なんてことは言いませんがw。


スズ菌は、去年11月をもってバイクのレース活動から完全に撤退しました。Moto GPも世界耐久からもです。
Twitterやホームページも間もなく消すとか。

いや、車は売れてんじゃんよ~、なんで撤退すんのよ?、スズ菌の言い分としては「2輪4輪の電動化に注力するため」だとか・・・


💢オメフザケンナヨ!オメフザケンナヨ!オメフザケンナヨ!オメフザケンナヨ!オメフザケンナヨ!オメフザケンナヨ!・・・・(ボビーが沢山w)

今こそスズ菌の【変態力】が試されているときでしょ!

アメリカやヨーロッパのプライベーター達も💢オメフザケンナヨ!状態だってよ本当に。
修ちゃん(前会長)が引退してからちょっと守りに入り過ぎでは?、もう少し攻めましょうよ!、スズ菌らしくない!。
バイクもこのエンジンがあるんだからもっと活用しましょうよが多すぎだ。
例えばジクサーの油冷250エンジンで本格的なオフ車やスクランブラーを造れば絶対売れるって!、バイク屋さんも「なんでやらねーの?」とお怒りですよ!、本当に電動化に焦りすぎだよ。新しく出したパラツインの800ccエンジンでももう少しなんか・・・こう・・・あるだろ!と言いたい。


【変態】なんだからもっとこう責めて行こうよ!えっ?責めの文字が違ってる?、そうですか?w。



年末年始で4回に渡りレースホモロゲーション(じゃないのも居ましたけどねw)750ccバイク(part2)にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

次回は車で行きますのでまたよろしくお願いしますm(_ _)m。
Posted at 2023/01/20 19:51:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ

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