
2005年冬。
毎年恒例で職場の仲間達とゲレンデに行っていた。
しかし、一人、また一人と去って行き、最後に後輩Tと二人きり。
ウチは上のお嬢はまだ小さく、下の娘は生まれたばかり。
女房殿の許可を貰って男二人でゲレンデに向かっていた。
男二人。
色気なんていらない(笑)。
単純にスキーを楽しみたいだけ。
お洒落な宿も選ぶワケじゃない。
Tが迎えに来た。
30分遅刻。
女房子供は女房殿の実家だから、オレは約束の時間に外で待っていたのだが。。。。。
当然、説教。
ま、いつまでもダラダラ言っているのも何なので気持ちを切り替えた。
彼のカーオーディオから高中正義氏の「
ブルーラグーン」が流れてた。
「この真冬に『ブルーラグーン』」ってか?
当時、スノーボードからファンスキーに転向したばかりのオレ。
Tはベーシックなスキー。
ゲレンデに着く。
男二人でスキーを楽しむ。
イタズラ心でTにファンスキーを履かせてみた。
最初は抵抗だったT。
しかし、小回り効いてあまりの面白さに返してくれなくなった。
オレは何が悲しくてヤツの長い板を履いていたんだろうか(苦笑)。
クタクタになったオレ。
「Nジャンさん、もう一回板を貸してもらっていいですか?」と、もう一回どころかハマりにハマったTは、ナカナカ戻ってこない。
夕方前、雪が降りはじめていた。
やがて降雪は段々と激しさを増した。
「宿に行くか?」
Tはワインが好きなので買出しに寄った。
ただ、ヤツの選ぶ「おつまみ」がイマイチだ。
オレはヤツに「チーズ」と「ハム」でフランス風を教えた。
雪が激しくなってきた。
しかし、フォレスターはバツグンな安定感でガッチリ雪道を捉えていた。
宿で早速、ワインを開けようとするT。
「オマエなぁ。。。。このままじゃ温いだろ?」
そう言ってオレは窓の外の雪の山の中にズボッっとワインを埋めた(笑)。
オレ達はその間に温泉に浸かった。
出てきてワインを取出そうとしたが、どこに埋めたかわからなくなった。
やっとの思いで探しあてたワインはカッチカチ
TVでは「サンタク」が放送中…(笑)
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記憶のクルマ達 | 日記
Posted at
2011/02/23 21:57:25