レディはN-Oneに乗って

※タイトル画像：All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)

レディというかウチの母親の従妹なんだけどね（笑）。
３児のバーサンでもある。
昔から親戚一同「はっちゃん」と呼ばれている。

オイラが生まれて物心ついたころに彼女の存在を知った。
母親方の祖父の本家に彼女は住んでいた。
まだ結婚前の二十代。
愛車は実家のホンダの軽トラック。
家業である一種の「農具」である。
彼女自身、個人の愛車は持っていなかった。

当時ホンダはまだ軽自動車メインの販売で今のようにディーラーは展開されておらず、個人のモータースが特約店として展開していた。
最寄りのモータースがソレだったのである。

山間地。
お茶と田んぼとみかんと椎茸の収穫。
子供心に自分も覚えている。
時々我が家は手伝いにも行っていたし。
辺りは緑の景色。
それが普通にあった。

ある日、彼女は赤いN360（多分中古車）に乗って現れた。
知人に譲って貰ったらしい。
やっと愛車に出会えたワケだ。


☆イメージ：フリー画像使用
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そんな彼女が最近、N-Oneを購入した。
カラーは白だ。

「何だか懐かしいね。何で赤じゃないの？」とオイラが言った。
「なんで覚えてるの？」と鳩が豆鉄砲食らったかのような顔での回答。

何故か覚えている。
当時のオイラは５～６歳だったかな？