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★登場人物は敬称略にて失礼致します。
ルマン、ウィークである。
今年のルマンは記念すべき100周年。
既に特別なイベントも開催されているようだ。
ルマンを知ったのは、少年時代に作った、タミヤのプラモデル。
ポルシェ935ターボ(936の方だったかな?)の説明書だったと記憶している。
おかげでジャッキー・イクス、ヨッヘン・マスの名前まで覚えたりして。
そんなルマンの事を親父に言うと何故かルマンを知っていた。
実はNジャン父「ゲンさん(仮名)」は若い頃、洋画好きだった。
はい、オチはお分かりの通り、かの名作「栄光のルマン」である。
ウチにサウンドトラックのLPレコードが今でもある。
素朴に思う当時の少年時代の自分。
何故国産メーカーが挑戦しないのか…
その理由を知った時、夢物語も良い所だと知った。
70年代後半、童夢が挑戦した事をTBSが密着取材を行いTV放送。
「日曜★特バン」だっけ?
悔し涙にくれる若き日の「林みのる」氏を今でも覚えている。
80年代に入ると、マツダが本格的ワークス参戦。
デイトナで日の丸を揚げたマツダがルマンへ挑戦し初完走を果たすと時代はGr.Cの時代に入ろうとしていた。
すると、今度はトヨタがワークス参戦、それに日産が続いた。
王者ポルシェをどこが堕とすか誰もが着目する。
まず世界を驚かせたのは日産だった。
まさかの伏兵の登場に各チームがスパイを送り込んだのは有名な話。
夢物語じゃない日産の大躍進。
当然、オイラも心が躍った青春時代。
日産の大活躍、そこに中堅ドライバーの星野一義、長谷見昌弘、新人の鈴木亜久里らがその名を連ねた。
だが…
トヨタも日産もマツダもメルセデス、ジャガーの牙城を崩すには至らなかった。
そして…
時代はGr.CからGTの時代へ。
関谷正徳、日本人ドライバーの初優勝。
荒聖治、中島一貴が続く。
メーカーとしてはトヨタほど一番の悔し涙を飲んだメーカーはない。
届きそうで届かない表彰台のテッペン…
やっと届いた栄光。
夢のルマン。
記念すべき100回。
その中の1回に自分が居られた事は、物凄く小さい事だけど、喜び以外の何モノでもない。
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モータースポーツ | 日記
Posted at
2023/06/07 20:08:59