ドキュメント　日産応援団（N-JUNKIE）：'07　最終戦　富士300ｋｍ　#54

～アグレッシヴ、星野一樹！～

※失礼ながらドライバー名は演出の為、敬称略とさせていただきます。申し訳ありません。


≪斜太字＝実況：ピエールＮジャン（人物架空想定＆仮名）≫

#12 カルソニック・インパルＺ、星野一樹がコースインです！

Ｂ・トレルイエの早めのピットイン。
それがイレギュラーであることは誰の目にも明らかだった。
しかもそれがソフトタイヤ選択という結果であることも想像できたのだった。
「ここから一樹が走る」
同じソフト系タイヤならライフはもう無理。
３００ｋｍレースで２ピット作戦は考えにくい。
固めのタイヤで一樹が臨むことは容易に想像できた。

星野一樹、正念場。

さぁ、#17 ＲＥＡＬ　ＮＳＸもピットインだ！
思いの他、時間がかかっている！
金石勝智がピットエンドに向かい、コースイン！
#12 カルソニック・インパルＺ、星野一樹が徐々に迫ってくる！！

アウトラップで冷えたタイヤ、#17 ＲＥＡＬ　ＮＳＸ。
そこに暖まったタイヤの#12 カルソニック・インパルＺが迫る。

そして、３８週目の１コーナー・・・・。

おっと、星野一樹が#17のインに入ったぁ！！
１コーナーに飛び込んで行く！
どっちだ！どっちだ！ＨＯＮＤＡか！ＮＩＳＳＡＮか！

ダスティな路面になりふり構わずインに入る星野一樹。
バトルに勝つための本能に違いない。

Ｎジャン、震えた。
「星野魂だ！こんなにアグレッシヴなバトル・・・・　この駆け引きはオヤジが走っているみたいだ！一樹、オヤジそっくりじゃねぇか！」

そして遂に・・・・・

出た！出た！遂に前に出た！#12 カルソニック・インパルＺ、星野一樹が、#17 ＲＥＡＬ　ＮＳＸの金石勝智の前に出た～！

星野一樹が攻めている！！
星野一樹の成長、物凄いモノだと思わずにはいられなかった。

※画像提供：日産応援団Ｓさん