一連のハミタイ（ハミホイ）騒動。
事は、購入ディーラーより「ホイールのはみ出しにより点検整備ができない」という判断に始まった。
つまりこの状態ではウチのNV100クリッパーに触れる事が出来ないというワケだ。
お店にしてみれば「最良の判断」として答えているくらいわかるけどサ。
しかし困ったオイラであった。
何しろ純正サイズという事で、まさかこうなるとは思ってもいなかった。
鉄っちんは既に売却、履き替えるホイールが無くなっていたのだ。
しかしありがたいのは友人の皆さん。
「鉄っちんなら手元にあるよ」と複数の方に声をかけて頂いたのだ。
この場をお借りして、心よりお礼申し上げたい。
とはいえ、もう少し知恵を絞ろうと思う自分。
わかりやすい事に、別メーカー系某ディーラーの整備士「拓矢」がいる。
彼はSuperGTではオイラのライバルで、豊田私設応援団メンバーである。
お互いちゃんとわかっている。
レース中の時はライバルだけど、そうでない時はモータースポーツ好きの大事な仲間なのだ。
「いいですよ、見ましょうか。」
頼れる拓矢であった。
彼の所に行ったのは本日の事。
予約は夕方だったので洗車して行こうと考えていた。
昨日の天気が大荒れだったし。
ところが意外な敵が現れる。
買い物だの何だのと女房殿がNV100クリッパーを空けてくれないのだ。
午後になって早めに家を出た。
ガソリン給油ついでに洗車を考えたが既に数台並んでいた。
洗車はこの時点で諦めた。
昨夜の天気からして、日本一のヤマは予想通りの姿になっていたのが印象的。
早めに出た事、洗車を諦めた事が災いした。
オイラ自身、完全にルートを見誤り、ワザワザ混雑しているルートに踏み入れてしまった大失態。
余裕持っていた時間が瞬く間に喰われていく。
拓矢んトコに到着したのは１０分前。
何とか予定通りに到着。
お店の対応がまぁ素晴らしいの一言に尽きる。
別に購入ディーラーさんの接客対応に問題があるワケじゃないけれど、何か雰囲気からして違う。
理由はよくわからないけれど居心地が宜しい。
ついでだから
半年点検もお願いした。
拓矢が言った。
「今、チャンピオン記念でキャンペーンで●OM'Sのオイルがお得なんですが、どうします？」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
おめぇ、面白い事いうじゃねぇか。
しかも向かいのお店は●ｕ だし。
「普通のオイルにしてくれ。」
さて、本来の目的である。
「Nジャンさんの言う通り、ロックナットは問題ですね。今回は課題という事でお願いします。そしてご指摘通り、はみ出ているのはホイールのセンターキャップです。コレ、ウチの測定器で測定すると触れるか触れてないのか見極めが本当に難しいんです。」
購入店で拒まれたフェンダーモール＋ビス止めも対応可能らしいが、とりあえずセンターキャップを外してもらった。
結果、それならそれで結構カッコ良かったりする。
「他の検査員にも見て貰ったんですが、『コレならウチの店でも車検OKレベル』という判断に至りました。全く問題ありません。ただ…」
「わかってるよ、ロックナットだろ？」
「ですね。」
「拓矢、ショート取り寄せしてくれね？替えるよ。」
「わかりました。」
車両か、ホイールかセンターキャップの個体差か。
いずれのどれかの超微妙なレベルでの品質不安定が原因かな？
「外したセンターキャップ、軽い樹脂製なんだけどなぁ…」
数日前に勃発したNV100クリッパーの大困惑。
騒動の鎮火に向かっている。
アレコレ考えていた事に落ち着きが見えてきた。
いや、逆にコッチの方が良くね（センターャップレス）？
拓矢も「ボクもキャップレスの方が好きなんですよ」と言うし。
「拓矢、コレ、ウチの女房から」と手土産を渡した。
拓矢は今日が誕生日なんだな。
「また連絡するよ。」
そう言って店舗を後にしたオイラ。
「寒いな。暖まって帰るか…」
・
https://ramen-pump.com/
洗車してくれたのネ。
～♪
Posted at 2021/12/18 23:54:39 | |
トラックバック(0) |
愛車事件簿 | 日記
【HFC26】≡＞┼○ 事件は帰宅寸前に起きた 
タイトル画像は本日の1年点検を終えたセレナです。
我が家のNV100クリッパー・バンの初車検だ。
女房殿がまず、この街の交番へ。
昨日の午後から天気は大荒れ。
一連のハミタイ（ハミホイ）騒動。
