
※画像提供:
けん☆団長さん
今現在、定期運行の夜行列車は廃止が進んでいる。
ホント寂しい限り。
観光用の列車は大人気なのに…
やっぱり個人的にはブルーの車体にストライプ。
乗車すればその雰囲気とあの香りが大好きなんだけどナァ。
オイラが乗った夜行列車ってのは、親父の実家のある山形県から帰る時が一番多い。
そして一度だけ憧れの九州ブルトレに出張で福岡から乗った。
初めて乗ったのは幼い頃。
両親に聞けば急行「鳥海」だったらしい。
寝台ではなく座席だったという。
まだ羽越本線が電化される前の事。
オイラの記憶は流石に薄い。
ただ、暗闇の中にホームに入線してきたDD51が牽引する列車を覚えている。
上野駅に到着すれば機関車がEF58になっていた不思議な感覚(当時、機関車交換とか知らなかったワケで)。
それから在来の昼行く特急を利用するようになってしまう。
しかし「「寝台列車に乗りたい」というオイラのリクエストに親父は答えてくれたのはオイラが8歳の頃。
急行「天の川」がまだ10系の時代。
嬉しくて嬉しくて興奮してナカナカ眠れなかったことハッキリ覚えている。
Nジャン家、それからというもの「夜行列車が便利」と見直す事となった。
それから数年後「天の川」が特急から降りてきた20系車両になった。
遂に憧れの20系。
これも眠れやしない(笑)。
遂に特急の夜行列車が走るようになる。
特急「出羽」から「鳥海」そして記憶に新しい「あけぼの」である。
数年前、出張で九州へ。
帰りに少年時代からの憧れ九州ブルトレに乗った。
たった一度だけ最初で最後の九州ブルトレ。
特急「富士」だった。
夢心地とはまさにこの事だな♪
でも一番回数多く乗ってるのは東北から上野へ行く夜行列車。
今や上野行きの列車も少なくなった。
華やかな上野駅が懐かしい。
ホームで親戚の人達に見送られての乗車。
今は亡き祖母、叔父…
発車すれば寂しくて涙出た事もあった。
発車してすぐ渡る鉄橋の音。
雪深い中を力走する風景。
車内放送はいつも乗車してすぐ終了。
停車する夜の駅は人影もまばら。
夜も深まると人影も無く明かりだけが照らしていた。
レールを走る音がどこか心地よい。
実はオイラ自身も最近は東北の親戚に会いに行く事も殆ど無くなってしまった…
Posted at 2014/10/03 10:34:40 | |
トラックバック(0) |
てっちゃん | 日記