Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

乗り続ける思い。
手放してから回想したりするのもひとつの思い。
クルマを所有した経験があれば、記憶に残る１台がある。

¨ クルマなんぞは購入すれば一生モノかもしれない気がする ¨

あなたのその愛車、随分永く乗ってますね。
もう１3年乗っておられますよ。
よほど気に入っておられるのでしょう。
そんなアナタ、増税です。


この国はホント不思議な国だ。

たかがクルマ、されどクルマ。
オーナーさんにとっての価値はプライスレス。

何年後になるのかわからないけれど、クルマ旅をしてみたいと考えたりする。
クルマ旅、Ｎジャン家にとってはウチの親父の実家へ帰省する時しか無かったから、少々の冒険が楽しみなんだな。

やはりその際はＧＴカーがイイね。
ご存知の通り「ＧＴ＝グランドツーリング」だし。
個人的にも一番好きなカテゴリー。

かつて徳大寺有恒氏と北方謙三氏と二人でフランスでクルマ旅をしたという。
お二人は毎日が楽しかった模様。
なにしろあのダンディズムの二人だしｗ
クルマはルノー２１。
ズバ抜けた性能を持つクルマではないけれども、楽しめるドライブが出来た事の喜びを感じ取ったらしい。

オイラの場合、さすがに海外でドライブを楽しむ事は難しい。
しかし国内でも十分。
まだ知らない「日本」がある筈だし。

「Ｎジャン号（動態保存中のスカイライン　ＧＴ－Ｒ）で？」
いや、経験上ＧＴ－Ｒは旅に向かないと判断してる。
オイラにはハードなんだよね。

サラっと乗れるＧＴ。
やっぱりアレか（笑）。

昨年、若い後輩が身を固めた。
今年、長女が誕生。
当然、生活重視となるワケで、それまで愛車にしていた高級セダンからミニバンへ。
本人曰く「趣味としてのクルマはもういい。」との事。
一度やってみたいことをやってみた結果の彼なりの答えだ。
まぁ、現時点での事だから今後はわからないけれどサ。

じゃ、オイラはどうだ。
オイラの今現在のカーライフ、ご存知の通り。
我が家のニーズ中心で、オイラの好みは反映されていない。
彼と同じような状況。
「一家の主、だれだってそうなんだよ。」と異口同音だろうナァ。

最近、こんな事を言われた。
「Nジャン、最近、クルマの話しないねぇ。オマエらしくない。」

いや、話題は気になっている。
だけど現実というヤツが夢を阻むワケで。

子供から手が離れたある主婦サンが最近、魅力的なクルマに乗り換えた。
羨ましい限りだけれどもサ。

「Nジャン、まだサンニィのGT-R持っているんだって？」と別の知人が言った。
確かに所有はしているしけれど車検が切れているという旨を伝えたのだが、それでも羨ましがられてしまった。

なんとなくcarviewさんの記事で「衰えぬ人気！日産R32GT-R」を見た。
中古車販売の内容（https://ucar.carview.yahoo.co.jp/model/nissan/skyline-gtr/?fmc=F001&ei=utf-8&reparation=1&t=0&himg=img-20160808115952）だったけれど、今現在の市場価格にビックリ。

その事を某SNSにあげれば、同様に驚く方も多く見受けられた。
流れで我が愛機の内容になったけれど、かつてお世話になった方からも返信が。

手放さなくて正解だったかな？
ただ、相変らず「今が売り時」の声も多いケドさ。
ったく煩い連中だｗ

ま、そんな事はどうでもいいや。

「そうだ、走りに行こう！」
そういう感覚が懐かしくなっている。

なかなか時間が無くて、モコの梅雨対策を逃してしまっていた。
ここぞとばかりにコーティングと液体ワイパーを施した。

静岡県も空梅雨だとTVニュース。
梅雨前線が上がってこない。
とはいえ週間天気予報は来週中頃から雨マーク。
「やるなら今しかない」と判断。

セレナの方は、洗車は見合わせた。
降雨わかっているし、５イヤーズコートも最後の１年残っているし。



そして半年ぶりにRB26DETTに火を入れた。
さすがに掛かりが悪く、少々焦った。
セルモーターと同時に軽くアクセル踏んでやっと掛かった感じ。
セルモーターだけだとバッテリー電源低下は免れないワケで。
今回はかつて乗っていたピーキーな２ストのバイクの感覚を覚えていたようで功を奏したようだ。

カレージ内にあったとはいえ砂埃を被っていたし、久しぶりに洗車した。
ボディーの洗車は慣れたモノでヨヨイノヨイ。
しかしホイールがイマイチ綺麗じゃない。
昨年末の洗車、手抜きがバレバレの自分。




心配していた電装系も問題なさそうだし、後付けのセキュリティも効いていた。
エンジンは掛かれば、すこぶる快調。

しかし…
「やっぱり、タイヤもサスペンションがナァ…」

今日は日差しもあったのでしばらくガレージのシャッターを開けていた。
我が家は大通りに面しているワケではないけれど、よくガソリンスタンドの片隅にディスプレイしてある１台を気取ってみた（苦笑）。
ウチの近くでいえば、某○スモ石油の店舗にある綺麗な旧車、某○ネオス石油の店舗にあるモディファイを施されたハイグレードスポーツセダン、某○ェル石油の店舗にある欧州輸入車のように。
いや、それよかタンク背負った軽トラか！？

そういえば若い頃、友人が務めていたガソリンスタンドにオイラのスカGを置かせてもらって、近くにランチへ行った時の事、「お客さんが何人かオマエのクルマの事をを聞いてきたよ。」と言っていたナァ。

久しぶりに勤務先の先輩、○田さんと氏の愛車レガシィGT30（BHE)並びに少しだけオイラのNジャン号のハナシをした。

あのレガシィGT30は納車から15年。
今でも本人は物凄く気に入っている。
その気持ちはよくわかる。
何しろオイラは彼のレガシィGT30をドライブしたことがあるのだから。
あの図太いトルク、タッチが素晴らしいブレーキ、バツグンの安定感、静寂な室内…
まさに大人のスポーティーという雰囲気が素晴らしい。

しかしさすがに前途の通り１５年。
アチコチ消耗や劣化が進んでいることは否めない。

本人曰く、乗り換えを考えたところで今現在、GT30の後継モデルらしいモノが無いし、「乗り換えてガッカリするのが怖い」と言っていた。
それだけ気に入っているという事だ。

先日、車検があったのだが、さすがに消耗パーツ交換を余儀なくされて、結構な金額になったらしい。

「そろそろブレーキローターとキャリパーのテコ入れがあるんじゃない？」と言ってみた。
彼は答えた。
「それは前回だったよ。」

「タイベル（タイミングベルト）は？」
「それは前々回！」

思わず二人で笑ってしまった。
「じゃ、多分にウィーターポンプとかオイルポンプとか？」
「だな。」

「何か手に取るようにわかるよ（笑）。十数年前のオイラの気持ちがわかるンじゃない？あの時、不思議そうな顔をしていたけれどサ。」
「ははは…」

「本当に気に入って譲れない気持ちまであるとすれば、もうエンジンをバラす（オーバーホール）か、程度のいいエンジンに載せ換えるしかないんじゃない？」
「いや、Nジャン君とは違ってそこまでは無いよ。乗ってあと２年かな？」

彼の考え方、オイラの考え方の違いはココで露わになったのだが、気に入った愛機に長く乗るという意味では同じだ。
そこまで愛されたのならレガシィGT30も本望だろう。
彼は良い買い物をしたという証拠ではないだろうか？

あのレガシィ、オイラも結構好きなんだけどナァ…
何気なく放ったオイラの一言が、彼の頭から離れなくなってしまい、試乗したGT30に一目惚れした日が懐かしい。

とことん付き合いたくなるクルマか…
そんなカーライフも面白いのだけれどサ。

PS…共に走った西伊豆の海岸道路を思い出すよ。