
我が日本の自動車で唯一世界に知られていなかった軽自動車。
かつて、わが国はクルマは贅沢品だった。そこで政府は庶民にもクルマを与えようと360ccの軽自動車を国民に提供しようとした。
経済的に優れ、安い車体、税金、高燃費は庶民に幸せを与えたのである。
スバル360、キャロルが一般庶民の愛車になり幸せを運ぶ夢の道具となったのである。
後に時代は高速化となり軽自動車は550ccを経て660ccに至る。
今の軽自動車のユーザーは経済的な維持費を考慮して軽自動車を選ぶのが一般的である。
しかし・・・・。安全性を求めて現在の車両は大きくなった。チョット前までのカローラ並である。
この大きくなったボディのため車両だって重くなっている。
そこで660ccエンジンをブン回す事になる。ゆえに高回転になる。
すると燃費が・・・・。
決して燃費がいいとは言いがたいのである。ターボでもついていようものなら尚更である。
確かに保険、税金は経済的である。しかし総体的に見てみよう。スズキ・ワゴンRのRR-DIは標準車両本体価格(東京地区):158.8万円 なのだ。
それに引き換え、トヨタ・ヴィッツ1.5RSは標準車両本体価格(東京地区):159.6万円 なのだ。
ましてやスズキ・スイフト1.3XGは4WDで標準車両本体価格(東京地区):126.5万円 である。
ちょっとー!!安いハズの軽自動車がコレじゃあねぇ・・・・
軽自動車にパワーシートなぞいらないと思うし、女性をターゲットにしたクリーン&-イオンエアコン。
ツインカム、5バルブ、ターボ・・・・
やり過ぎてないか?メーカーさん。
あんなに質素だったスバル360だって所有する家族を幸せにしたじゃないか!!
時代は例のCo2の問題で経済的なことが求められている。
スマートに代表されるように小型車が注目されている。
メルセデスもBMWも日本の軽自動車に注目しているのである。
Posted at 2005/06/20 20:38:04 | |
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