
今、国内販売台数に翳りが見えていると言っていいかもしれない。
だが、向こうの国(米国)ではインフィニティG35としてコンスタントに売れているスカイラインである。
かつてプリンス自動車工業が技術をアピールするためモータースポーツに参戦。パワーを得るために2000ccのエンジンを強引に詰め込んだスカイライン2000GT。
第二回日本グランプリでレーシングカーポルシェを追いまわしたことでスポーツセダンの名声を得ることになる。
その後、日産自動車に移り変わってもスポーツセダン、スカイラインは人気を得ていたのである。
その人気を落とそうとどのメーカーもヤケになっていたのだがその牙城を崩せないほどの人気車だった。
しかしそのカリスマも肥大化、スリム化を繰り返し自らを失ってしまったのかもしれない。
R34スカイラインは実質最後の直6エンジンとなった。
そのR34はマニアには支持されど短命に終ってしまった。
そしてこのV35である。
R34までが本当のスカイラインだという声もある。マニアにしてみればそうかもしれない。
しかし何故R34は短命だったのか・・・・
それはGT-Rはともかく一般モデルの販売が不振であったことは否めない。そうでなければ短命に終る筈ないじゃないか。
マニアに支持されるのも大事だが、そうでない方達もご購入しなければビジネスとして成立するワケないだろう。
んじゃV35がいいのかと思えば、これまたプレミアムカーに仕立て直そうとしたのだがスカイラインに限らずこのセグメントのクルマが売れていないのである。
そう、マニアじゃない方々は、このセダンはトレンドではないのかもしれない。
米国輸出はどうしても避けられない状況だったのだろう。
ボディサイズも日本国内としては必要以上に幅が大きくなった(と言ってもマークXより小さい)。
N-JUNKIEにとってスカイラインは大事な大事なものである。
日産に諦めて欲しくない車種のひとつである。
Posted at 2006/04/11 22:22:05 | |
トラックバック(0) |
スカイライン | 日記