~00 ニスモフェスティバル~
その日は朝から晴天だった。
我が娘がサーキットデビューを果した2000年、ニスモフェスティバル。
日産応援団員が笑顔で我が娘の手を握る。
団長さんの奥さんも名前を呼んだ。
最高の笑顔が嬉しくなった。
K団長は気遣う方で「お子さん大丈夫ですか?」と言ってくれる。
最後の模擬レース。
前年と違って日産旗の本数はマックスになった。
この年、長谷見昌弘さんが引退をする。
最後のセレモニー。
長谷見さんは最後のマシン、ニッサン・スカイラインRSスーパーシルエットに乗り込んだ。
サーキットアナウンサー「竹中ひろみ」さんがこう言った。
「長谷見選手は言います。『僕が思い出に残っているのはスカイライン・スーパーシルエットに乗っていた頃、この富士で観客の皆さんが総立ちになって待ってくれていた時の事です。』スタンドのみなさん!是非、お立ちになってお迎えください!!!」
そして・・・・マシンを降りた長谷見さん。
団長さんがメガホンをとる。
「ハ・セ・ミ!ハ・セ・ミ!ハ・セ・ミ!ハ・セ・ミ!」
いつしかスタンドは長谷見コールの大合唱になった。
日産旗も揺れに揺れていた。
長谷見昌弘さんは涙で顔が歪んでいた・・・・
最後に安達二郎社長(当時)が挨拶を述べた。
「本日は、朝早くより、こんなに遅くまで・・・・でもないか・・・」
日産応援団は
ドテッ!
K団長は言った。「パドック裏に行きませんか?」
パドック裏で長谷見昌弘さんを待ち構え記念撮影に成功。
そして日産応援団のミレニアムシーズンは終った。
Posted at 2006/04/11 21:22:47 | |
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日産応援団 | 日記