Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～０２　ニスモフェスティバル～

１１月末の事。
我が目を疑うとんでもないメールが来たのである。
差出人、安達二郎さんがＮ－ＪＵＮＫＩＥに大きなプレゼントをくれたのである。
何が起きたかわからなかった・・・・・

ニスモフェスティバル当日。
激しい雨が富士を濡らしていた。

安達二郎さんのセレモニーもあった。
星野さんのＦ３０００が走っている。
既にＮジャンの瞳は真っ赤だった。

模擬レース。小雨になり、赤い日産旗を初めて振らせて貰った。

そしてセレモニー。

星野さんが次々にマシンへ乗り込む。星野さんは手を抜かない。
いつでも全開の男である。

Ｋ団長が「ホシノ！・ホシノ！・ホシノ！」とコールした。
いつもなら声を出さないオレだけどこのときばかりは・・・・

最後に星野さんがマイクを取る。
涙で顔を歪ませマイクを見ながら言葉を詰まらせた。
オレは目から遂に涙が流れてしまう。

安達さん、星野さん、Ｋ団長さん他、お礼を言いたくてたまらなかった。
そして名機ＲＢ２６ＤＥＴＴ。

０２年はやはり寂しい年であった。

～白い日産旗から赤い日産旗へ　その４～

続いて旗の交換式が行われた。
白い綿の日産旗から赤い現在のポリエステルの旗がレンタルされることになった。
雨でも重くないようにと日産の気遣いであった。
これを機会にニスモのバックアップが図られることになった。

Ｎジャン一家は赤い旗を振りたかったのだが娘のことを考えると炎天下の富士は無理と判断したのだった。

決勝はＶＱ搭載２２号車ザナヴィＧＴ－Ｒが２位でフィニッシュ。
早くも威力を発揮した。しかし・・・・

このシーズン、遂に表彰台真中に日産ドライバーが立つことは無かった。

～白い日産旗から赤い日産旗へ　その３～

ニスモのスタッフが同席してくれた。
名刺をくれたのだった。
それがＮＩＳＭＯ　経営企画部　企画グループＯさんだった。

色んな話をしてくれた。

静岡弁丸出しのＮ－ＪＵＮＫＩＥに彼はキョトンとしてこう言った。
Ｏ「Ｎジャンさん静岡ですか？」
Ｎ「はい。藤枝人です。」
Ｏ「ボクは　清水（当時）の○○です。」
Ｎ「ええ～っ！？」
Ｏ「日本平で走りますか（笑）？」

更に日産自動車モータースポーツ事業部Ｓさんが話をしてくれた。
Ｓ「ボクはこのモータースポーツが好きで希望を言った所現在の商務を行っています。」
Ｎ「ルマン、もう一度走ることはありませんか？」
Ｓ「この先はわかりませんが、以前そのことを社員がＣ・ゴーンに言ったことがあるんですよ。彼は『それでどのくらいの利益が出るんですか？』と言うわけです。これは難しいと判断したんです。」

日産自動車の社員の方もニスモの社員の方もお話すると暖かい方達です。
機会があったら是非お話してください。

ねぇ、yone　02さん、のりっく＠TYOさん、魚.comさん、 3匹の仔豚パパ さんｗ

でしょでしょ？シルバーER34さん

～白い日産旗から赤い日産旗へ　その２～

安達さんは緊張しているＮ－ＪＵＮＫＩＥを会話で解してくれた。
安達さんは元日産自動車サッカー部（現在：横浜Ｆマリノス）の監督である。
サッカーの会話をしてくれた。

安「Ｎジャンさんは藤枝でしょ？藤枝東高校は近いの？」
Ｎ「今は違いますが実家はすぐですよ。歩いて行けます。」
安「ゴン中山君は、そうだよねぇ。」
Ｎ「ボクの中学の友達は彼の親友だったみたいです。あと、ジュビロ磐田の名波選手の兄はボクと同級生です。あと柏レイソルの渡邊選手は同じ町内会でしたし。」
安「サッカーは好き？」
Ｎ「ボクの母校、西○○中学はサッカーが盛んです。」

安達二郎さん・・・・

気さくな人柄である。

～白い日産旗から赤い日産旗へ　その１～

０２年７月。ＲＢ２６エンジン引退。星野一義さん引退。
それだけではない。ファンのために一生懸命にやってくれた、安達二郎さんがＮＩＳＭＯを退任することになった。

オレは０２年、なんて寂しい年になったんだろうと思った。

ある日、Ｋ団長から電話がかかってきた。

Ｋ「Ｎジャンさん、第５戦の富士に来られます？」
Ｎ「子供のこと考えると今回はやめようと思うんですが・・・」
Ｋ「実は安達さんの送別会を予選終了後、御殿場でやろうと思うんですよ。同時に旗が新しくなるので交換式もやりたいと思うんですが。」
Ｎ「お世話になったことだし、それだけでも行かせて貰います。」

予選で日産旗を振った。白い綿の旗だ。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥ思い出いっぱいの旗だ。
白い旗がレース本番で振ったのはこれが最後になった。

御殿場の料理店で応援団が集合する。
安達さんの近くに座ることができた。初めて会話を交わす。

安「Ｎジャンさんでしょ？いつもありがとうね。○○ちゃんだよね。」
そう言ってくれた。