
~1998年 ルマン~
この年、5大ワークスが大激突。
トヨタ・ニッサン・ポルシェ、BMW、メルセデス・・・。
一番の威勢はトヨタGT-One TS020だった。
瞬く間に先頭に立ちメルセデスと一騎打ち。
しかしメルセデスはリタイヤに追い込まれてしまったんだ。
トヨタ独走態勢に入ったんだ。
名デザイナー「アンドレ・デ・コタンツ」氏。ダラーラのシャーシ。
そしてTTEの工房…
更にF-1経験あるドライバーラインアップ。
死角は無いように思えた。
あれは議論を呼んだなぁ
※。
※レギュレーションに合わせてエントリーしています。
しかしトヨタに悲運が待っていたんだ。
ミッショントラブルが多発し次々と戦線離脱。
レース終了1時間前、遂に先頭を走っていたトヨタがリタイヤしてしまったんだ。
トヨタのピットに重い空気が…
逆転したのはポルシェGT1。
1-2を形成。
しかしポルシェの直後に星野/影山/鈴木組のニッサンR390が居たんだ。
しかもニッサン勢4台はベスト10圏内を走行してたんだよ。
そしてそのままチェッカー・・・・。
星野一義ルマン、ラストラン。
見事に表彰台。
TVじゃインタビュアーの関谷正徳(現在:TEAM TOM’S監督)さんが号泣してたよ。
静岡時代からの知り合いらしいからね。
日産遂にルマン表彰台。
きっとオレは目を潤ませていただろうな。
星野選手が走るルマンを生で見ることは夢に終わっちゃったんだ…
でも表彰台は嬉しかったよ。
TV中継でも日産応援団が映し出されたよ。
今となっては誰が居たかすぐわかるけどね(笑)。
未だにあのときのTV放送ビデオ持っているんだよ(笑)。
日産応援団…オレには参加したくても参加できないっていうか、そんな感じだったよ。凄く羨ましい存在だったな。
クルマの点検で日産ディーラーに行くと、待っている間にこの時のビデオを見せてもらったんだ。
黒澤日産応援団長に以前、「あのとき万歳三唱してたでしょ?」って言ったことがあるんだけど「なんでそれを知っているんですか?」だって(笑)。
98年ルマンが終わった。
翌年まさか自分が日産応援団に参加するとは思ってもいなかったよ。
Posted at 2008/06/07 17:12:48 | |
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