
時は平成元年。
新たな「平成」という時代を迎えていた。
5月、まずスカイラインはR31型からR32型へフルモデルシェンジをさせた。
遅れる事3ヶ月。8月には17年ぶりに「GT-R」が帰ってきた。
日産901運動の時代を象徴するかのようなモデルだった。
※詳しい説明は、皆さんご存知の事だと思いますので省略致します。
そのR32型 スカイラインは今年、生誕20周年を迎えた。
ご存知ない方はこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3#8.E4.BB.A3.E7.9B.AE_R32.E5.9E.8B.EF.BC.881989.E5.B9.B4-1993.E5.B9.B4.EF.BC.89
GT-Rがデビューした数ヵ月後、オレはディーラーで契約をしていた。
もちろんGT-Rは高くて手が出ないことはわかっていた。
遂に念願の新車でスカイラインGTS-t TypeMを購入する。
後にも先に新車で購入したスカイラインはこれ1台だけだ。
ブラックパールのHCR32だった。
ナラシを終えてアクセルON。
その鋭い加速。ターボのサウンドに一発で虜になった。
「GTSでこんなに凄いのに、GT-Rはどうなっちゃうんだろう?」と思った。
↑だって、カッコつけろってカメラマン(普通に友人)が言うんだもん♪
とにかくこのクルマは週末の夜になると仲間が集まってよく走りに行った。
嬉しくて嬉しくてネ。
富士スピードウェイで行われたインターTEC。
初めてのレース観戦もこのクルマで行った。
サーキットを走る憧れのGT-R。星野一義氏を見たくてね。
優勝を見てしまったものからもう誰もオイラを止められない(笑)。
※画像提供:フォトヤマさん
5年間、GTS-t TypeMに乗らせてもらったが、どうしてもGT-Rが欲しくなった。
しかし現在と違って、ローンも対応できるプランが無かった。
ユーズドRを探す事になった。
「Nジャン君、あったよ。上モノだ。元、法人車だよ。」
それが今でも所有するBNR32、GT-Rだ。
後輩が「Nジャンさん、一緒に走りませんか?」と言った。
女房殿と初デート。
デートというよりは、そんな意識なんて最初はなかったけど、自然に…ネ。
結婚して間もなく、義弟が言った。
「オレ、もう一回、サンニィのRに乗りたい。」
「はぁ?」
「だって、義兄さんがコレに乗って姉さんを貰いに来たじゃないか(笑)。」
「本気か?」
機会があってR32スカイライン開発主管 「伊藤修令」氏にお会いし、お話ができた。
「R32も、お爺ちゃんになっちゃった。これからも末永くお乗り下さい。」
その言葉に涙が出そうになった。
トラブルにも向き合ってきた。
さすがに古さは否めない。
でも、我が家の大事な一員だ。
R32スカイライン 生誕20年。
オイラもR32スカイラインとともに20年。
超感覚スカイライン。
I Love You, SKYLINE

Posted at 2009/11/26 00:21:52 | |
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愛車 スカイライン GT-R | 日記