※恐れ入りますが、ドライバー・関係者名は演出上敬称略とさせてください。
GT300。
ポールポジションは#3 ハセミスポーツ・エンドレス・Zの木下みつひろがトップを死守。
後方、、#19 ウェッズスポーツCELICAの青木孝行が2番手。
GT300でも、#3 ハセミスポーツ・エンドレスがチャンピオンに近づいていた。
だが、まだ#3に、この年の優勝の文字が無い。
いうまでもなく必勝体制だろう。
しかし#19 RACING PROJECT BANDOHが既に裏を突いた作戦を決行していた。
長谷見昌弘監督、坂東正明監督の采配はいかに。
GT500。
#12 カルソニックスカイラインのB・トレルイエが怒涛の追い上げ。
ゴボウ抜きで先頭集団を狙っていた。
「まるで星野一義監督が乗り移っているかのよう」だと日産応援団でも話題になっていた。
#22 モチュールピットワークGT-Rの影山正美。
#23 ザナヴィニスモGT-Rの本山哲を護衛。
フェアなブロックで後方集団を抑えていた。
影山正美の活躍も光っていた。
土屋圭市のラストラン、#8 ARTA NSXが後方集団の中で大暴れ。
本当に引退するドライバーなのか…
オーロラビジョンに映るオレンジ色の旋風にただ驚くばかりだった。
運命のイタズラはいきなり展開を迎える。
GT300のマシンがS字でスピン。
ギアが入らず立ち往生。
後続集団がそれを回避しようと大混乱。
更にスピンやコースアウトを招いていた。
なんと不運という表現だけでいいのだろうか。
あろうことか#25 トップのADVANスープラのJ・デュフォアも巻き込まれてコースアウト。
戦線離脱となった。
グランドスタンドではドヨメキが起こる。
ビジョンに映る土屋春雄監督(土屋武士の父)。
状況を理解したくないのか、呆然自失。
実はオレもちょっと残念だった。
ライバルとはいえ、あの名プライベーター土屋エンジニアリングの途絶えた勇姿。
余談だが、日産応援団フォトグラファー「フォトヤマ」さんも土屋エンジニアリングのファンらしい(笑)。
だって、あの「つちやサニー」カッコよかったんだよ♪
さぁ、レースはわからなくなった。
先頭はなんとチャンピオン候補の筆頭#23 ザナヴィニスモGT-Rの本山哲。
もう一台のチャンピオン候補、#1 エッソウルトラフロースープラの飯田章。
ビジョンに映る脇坂寿一も、いつものユーモア溢れる顔は無い。
武士の顔になっていた。
だが、先頭集団に追いつけない。
なんとハーフスピンを喫する。
そこを、#8がオーバテイク。
直後に#100 RAYBRIG NSXの加藤寛規が迫っていた。
#1 エッソウルトラフロースープラが早めのピットイン。
ドライバーを脇阪寿一にチェンジしてピットアウト。
数週後、#23 ザナヴィニスモGT-Rがルーティンのピットイン。
ドライバーを M・クルムにチェンジするがピット作業時間が長い。
給油作業に時間が掛かっていた。
スタート時、燃料を必要最小限にしていたことがわかる。
ズバリ、柿元監督の采配が的中。
強豪のライバル達も順位やパフォーマンスが混乱していた。
※画像提供:フォトヤマさん
Posted at 2010/01/23 09:07:01 | |
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日産応援団 Nジャン | 日記