
↓BGM
(o^-^)o
HART BEAT:佐野元春
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「子供の頃は、ウチにクルマなんか無かった。だから親父の帰省ともなると列車に揺られて行ったのがかなり印象的だな。もちろんその後はクルマで行った事もあったけどね。亡くなったお婆さんの初盆はウチの連中乗せてこのGT-Rで行った。まだ買ったばかりの頃でね。」
真夜中に家を出て東名高速で東京へ向かった。カンパチ(環状8号線)で関越自動車道へ。
終点の新潟はお昼前だった。
「新潟までしか高速無いからね。その後はずっと下道。国道7号線。でもさ、交通量は凄くないし、信号も比較的少ないんだよね。だから不自由だったという印象は無かったよ。」
国道7号線、岩船町駅前から内陸へ入って行く。
田園風景が広がる。
さすが米どころ。
幾多のトンネルを通りながら段々と山間に入って行く。
並行に勝木川も流れる。
しばらく行くと府屋近辺で再びJR羽越本線と並んで走ることになる。
このあたりは海岸線。
ボクの大好きな風景。
「潟」というかそういう感じがなんとも言えず。
日本海の海は澄んでいた。
ただ、ちょっと冷たそうだけれど。
鼠ヶ関を通過。
道の駅「
あつみ」に立ち寄って一服。
それにしても海岸の風景は本当に綺麗だ。
「ウチの連中、ひどいんだぜ。みんな寝ちゃってさ。でもオレさ、まだGT-R買ったばかりで嬉しくて全然平気だったんだよ。」
温海、五十川、由良。
国道7号線は再び内陸へ。
一面広がる庄内平野。
そして鶴岡市。酒田市。
いよいよ鳥海山が見えてきた。
「『五月雨(さみだれ)をあつめて早し最上川』ってね。」
「ん?」
「松尾芭蕉の奥の細道。」
目的地到着。親父の実家。
従兄妹達が驚いた。
「え! Nちゃん、GT-R乗っているのかよ!!!」
「あはは…コレで
羽黒山でも行くか(笑)?」
そう。ココがNジャン家の本家なのである。
「親父の兄貴って何代目なの?」
「実はなぁ…オレも知らないんだ(笑)。」
ヘ ( _ _ ヘ ) コケッ
Posted at 2010/03/18 22:07:19 | |
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