
幼馴染にマーちゃんがいた。
4歳年下の男の子。
つまり、1971年生まれ。
ボクが小学生低学年当時、彼がウチに遊びに来たときの事。
ボクの机の上のケンメリのプラモに興味を持った。
そこで親父に買ってもらった自動車雑誌が登場(笑)。
マーちゃんは「セリカLBカッコイイ!」と言っていた。
しかし彼はその後、普通の少年になった。
野球やサッカーに夢中のごく普通の男の子。
小学校、中学校と彼も段々大きくなっていった。
ある日、彼の従兄弟が彼の家に遊びに来た。
愛車はセリカXX。
偶然にも彼の従兄弟はセリカが好きだった。
当然、セリカLBも説明できただろう。
彼は大学に進学するとこの地を離れた。
大学院まで進学し、就職でこっちへ帰ってきた。
マーちゃんがクルマを買った。
なんとあのセリカLB。
思わずボクも「すげぇ!!」と言った。
彼はちっともセリカLBを忘れていなかった。
だが…運命は残念な方向に。
なんと貰い事故で全損。
いくら被害でも、さすがに現代のクルマにタックルされては負けてしまう。
マーちゃんは本当に悔しがった。
再びセリカLBに乗りたいと思っていただろうけれど、そう簡単には…
家族の意見もあって、仕方なく諦めた。
マーちゃんのセリカLB2000GT。
殆ど彼と同い年のクルマ。
少年時代からブレずにずっと…

Posted at 2011/03/07 21:00:18 | |
トラックバック(0) |
記憶のクルマ達 | 日記