※演出のため、敬称略にて失礼致します。
2003年シーズン到来。
このシーズンは印象深いシーズンとなった。
日産応援団が初めて本格的な決起集会を行った。
当時は「キックオフ・ミーティング」という名称で行われ、キャンプ場での交流だった。
NISMOの御配慮で既に発表していたものの、GT500、スカイラインGT-Rのニューマシンの説明もファンサービスでしてくれた。
誰もが思っただろう。
「こうくるか!」
GT300はシルビアに加えフェアレディZが参戦。
土砂降りの雨。
肌寒い夜中。
それでも深夜まで日産への思いを語った。
この決起集会でまたも凄い人物が加わった。
山下君(浜松)だった。
聞けば鈴鹿1000kmで応援に加わったという青年。
彼のパワフルさは後に周囲を圧巻させることになった。
シーズン開幕、TIサーキット英田。
GT500は#23 XANAVI NISMO GT-Rとの#1 エッソウルトラフロースープラが好バトルを展開するも#1が優勝。しかし日産勢に手応えを感じ取ることができた。
GT300はライバル達が圧巻。しかしその後ジリジリとシリーズ・ランキングに日産勢が上がってくるとは誰が予想しただろうか…
第2戦富士。
この時から500kmレースとなったGW富士戦。
十八番、富士スピードウェイに日産応援団メンバーが集結。
この時、登場したのが雨宮一家。
マサアキが一躍人気となった(かな:笑?)。
そしてライバルの私設応援団が登場する。
どうやら応援しているのはエッソウルトラフロースープラのようだ。
このレースでは、カルロス・ゴーン氏が観戦(VIPルームでの観戦と聞きました)。
レースではGT500の#22 MOTUL PITWORK GT-Rが優勝。
2番手に#12 カルソニック スカイラインで1-2フィニッシュ達成。
GT300も#3 ハセミスポーツ・エンドレス・Zが2位に入った。
久々、目の前の勝利に、日産応援団大フィーバー。
第3戦、第4戦とシリーズは進む。
SARSの影響でマレーシア戦は富士に切り替えられた。
雨の中の富士スピードウェイ。
一時はGT-Rの1-2-3かと思われた。
レースは2ヒート制。
#12 カルソニック スカイラインが制覇。
安達二郎さんがVIPルームから日産応援団席へ飛んできてくれた。
「VIPルームよりこっちの方が良くてね。Nジャンさんちお嬢さんの姿見たらもうたまらなくなっちゃった(笑)。」
続く第5戦、富士。
この時、まさかの展開が日産応援団に待ち受けていた。
~つづく~
Posted at 2013/06/02 09:46:35 | |
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日産応援団物語 | 日記