
こちらもまた、今時分になると思い出す。
それは12年前のある2月の日のこれまた夜。
「お待たせ致しました。」
契約時の営業サンは定年退職となり、引き継いだ若い営業サンからキーを受け取った。
定年退職された営業サンはかつてお世話になったディーラーにお勤めだったという。
サービスの工場長サンも営業サンと同期(こちらの方もほぼ同時に定年退職されました)で同じくかつてお世話になっていたディーラーにお勤めだった。
購入検討時、工場長サンは営業サンに「このコゾーさんね、親父が昔チェリー乗っててサ。で、コレがスカイライン。二代にに渡って購入してくれたんだよ。」
とまぁ、クチはイマイチだが(苦笑)説明してくれていた。
昔話が次々飛び出てくる。
「あなたが最後のお客さんで良かった。」
納車の夜。
真っ先にガソリン給油へ向かった。
運転していたのはオイラ一人。
スカGの時に比べたら(笑)、比較的落ち着いていた。
「このクルマ、やりたい事(施したい事)あるンだけど。」
「実はオレも」
あの頃は、そう考えることが出来た。
今じゃ阻むモンがあるンだけどさ。
長女は幼稚園年中サンになる前の事。
女房殿は次女の出産前。
女房殿は今でも言う。
「(今のセレナを除けば)リバティが一番印象に残ってる。大活躍だったし。」
その言葉に答えた。
「あの頃の生活環境にマッチしていたんだよ。」
「マッチです。」
「マッチです。」
「・・・・・CMの見過ぎです。」
あの2月の日から約9年後…。
終わりの時はきた。
バトンタッチは記憶に新しい。

Posted at 2016/02/25 10:31:54 | |
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愛車リバティ | 日記