
「安くて良いもの」。
日本の工業製品のお家芸となって利益を得てきたのは誰でもご存知の事。
やがて国内販売のみならず海外輸出までコレをやってきた。
生産側、販売側は利益を得て豊かになって行く。
しかし昨今、「安さ」をウリにしてきたフシがある。
当然、そうなるとクオリティとのバランスが微妙になってくる。
保証期間が終わってからの「故障」「劣化」はアタリマエながら有料対応。
その見積もりの内容見れば「これじゃ買い替えと変わらないじゃん」という事になって「修理」ではなく「買い替え」の傾向が強い。
最新の技術が組み込まれているワケだし。
わかりやすいのはスマホの買い替えの場合の傾向がコレでしょ。
で、自分の場合。
先日、行ってきた西伊豆旅行の道具。
遊泳用ライフジャケットの生地が10cmくらい破けて中の発砲スチロールが見えていた。
確かに格安で購入した。
使用期間は5シーズンくらいだけど、実際は10回も使用していない。
来シーズンは間違いなく買換えになるだろう。
このライフジャケットの生地にコストダウンがあったのだろう。
ボディボードのギア。
フィンもグローブも破けてきている。
ボディーボードケースも同様。
揃えたモノが一気に消耗してきた。
よくあるハナシ、「新生活で揃えた電化製品が数年後、一斉に買換えを迎える事になる。」ってのを思い出した。
「安くて良いもの」も考えモノだと思うけれど、後者を優先すれば前者が成り立たない。前途の通り、その逆も言える。
買い手の「高い」の言葉に売り手は弱い(傾向です)。
売り手もその価格になる理由をキチッと伝えて「無理ならば」を言うべきだと思うケドなぁ。
GT-Rの販売はそうらしいけどネ。
さて、オイラの手元のモノが一斉に消耗してきているけど、今の自分はそう簡単には対応出来そうにない。
まだ使えないワケではないのでもうちょっと粘ろうか。
しかし、そう長くは使えないだろうナァ。
Posted at 2017/08/16 13:44:47 | |
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