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◇車両詳細はリンクにて
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フェアレディZ 300ZX(Z32)~
1989年5月、米国先行発売開始。
7月、国内デビュー。
日産901運動の象徴、二刀流の一刀が頭角を露わにした。
もう一刀は後ほど(バレバレだけど)。
トップモデルのエンジンはV型6気筒ツインカム24バルブツインターボ。
国産車初の自主規制最大馬力280psを叩きだした。
国産車初の50扁平タイヤを備えハイパワー走行を可能にした。
そして何よりあのスタイルだ。
2シーターモデルと2+2モデルとはデザインが共通化し、見慣れない限りパッと見ただけではガソリンの給油口の位置でしか見分けがつかない。
それも相まってどちらも見事なスタイルとなった。
時代はバブル景気。
追い風はZ32型フェアレディZにも吹いていた。
Z32が人気を博ししばらくそのまま販売されていたが、遅れてコンバーチブルが登場。
ダットサン・フェアレディ以来のフルオープンモデルとなった。
小改良を加えながらも販売継続。
当時珍しい12年のロングランモデルとなった。
モータースポーツも積極的。
アメリカIMSAシリーズGTPクラスで登場、大活躍を見せるとアメリカ日産チームはこの300ZXでルマンにも挑戦。
やがて日本のJGTC(現在のSuperGT)でチーム「ルマン」からエントリー。
この時、立川祐路選手が初めてGTマシンのレースデビューとなった。
以前にも書かせて頂いたが、一度だけ300ZXツインターボのステアリングを握った事がある。
借り物のクルマだったのでストリートをしなりしなり走った程度なのだが、それでもキチッとスポーツカーをやっていたという印象。
何気ないごく普通の自動車運転だけどドライバーの気分はガラりと変わる。
そんな「ダットサン」と、走らせてナンボの「プリンス」との違いはココなんだろうナァ…
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Posted at 2023/08/09 13:19:26 | |
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