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◇車両詳細はリンクにて
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パルサー(N14)~
1990年8月。
N14型パルサーが登場。
ラングレー、リベルタ・ビラが消滅、パルサーに統合された。
EXAはそのまま廃止された。
エンジンは多彩に渡り、下は1.3リッターから上は2リッターまで揃えていた。
3ドア、5ドア、4ドアのボディを準備、各ニーズに応える形となった。
何か大事なモデル忘れていませんか?って?
あのツインカムターボの強力な4WDを備えたGTI-Rでしょ?
そしてこのクルマはWRC参戦を目論んでのモデル。
日産は4WD時代に突入したWRCに挑戦しようとしていたのだが…
難あった重量配分、エンジンルームの放熱不足、キャパ不測のタイヤサイズ…
ライバル車に歯が立たないのは目に見えて現れてしまった。
日産は撤退を余儀なくされる。
「ラリーの日産」の最新情報による言葉は、それ以来聞かれる事は無かった。
1992年マイナーチェンジ。
小変更されながらも販売継続。
自分にとって印象的だったのはGTI-Rの広告。
日産からのメッセージは「日産にはスカイラインGT-R、フェアレディZが存在し、馬力での数字をこれ以上大きくすることが出来ません。お望みならばNISMOパーツでカスタマイズしてください。」とあった(うろ覚えです。すみません。)。
一般モデルとモータースポーツ用モデルの2種類。
後者は、必要最小限の装備。
カスタマイズパーツで仕上げて行く楽しさがあった。
日産はもう、こういうクルマは作らないだろうナァ。
しかしN14 GTI-Rはとにかくあらゆる意味でバランスが悪すぎた。
それだけが惜しかったナァ。
日産自身もわかっていただろうに。
そして1990年、901運動の最後としてのモデルがN14 パルサーだった。
パルサーに始まりパルサーに終わった感があるねぇ。
「GNP
※とは何?」
※国民総生産。
「ガンバレ、日産、パルサー(プリメーラ、プレーリーといった諸説あり)!」のジョークを思い出す。

Posted at 2023/08/13 20:19:16 | |
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