Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

※画像提供：ホンダ応援団　ぱこぱこさん

～ 負の連鎖は終わらない ～

コース上の電光掲示板が今シーズンから新しくなった富士スピードウェイ。
サーキットアナウンサー、ピエール北川氏のスタート前恒例の掛け声「Are you READY?」に連動して表示するようになった。

駐車場に向かっていたオイラにとっては「今が『Are you READY?』だ！」とアツくなってきた。
駐車場に到着。
セレナの冷却水を確認。
エンジンＯＮ、窓全開。
とにかく走らないとオーバーヒートの恐れ。

さすがにレース中。
富士スピードウェイの場内の道路はガラガラ。
場外へスルー。
試しにエアコンのスイッチを入れて窓を閉めると何事も無かったかのようにエアコンがバッチリ効いた。
警告灯はエンジンの警告灯だけ（サービス工場でリセットをかけて貰わない限り点きっぱなしです）。
オーバーヒートの兆候はない。

御殿場市はこの日、イベントをやっていて歩行者天国らしい。
大変混雑が予想されるとの事。
西ゲートから国道138号線を試みる。
やっと国道138号線に出たかと思ったら大渋滞。
このままではヤバいと窓全開でエアコンＯＦＦ。
めちゃくちゃ暑い思いのオイラ。
ドキドキはオーバーヒートの警告灯の点灯だ。
この時、まだ点灯はしていない。
「頼む…　頼む…　最寄りの日産店まで…」



自衛隊東富士駐屯地方面の道にたどり着く。
クルマは流れている。
再びエアコンに切り替える。
大丈夫だ…

もう少し…
もう少し…
あとちょっと…
あとちょっと…

何とか日産販売店へ。
店員さんが登場し、オイラと会話。
事情を説明したオイラ。
求めているのはこのセレナの現状把握。

それによっては、高速道路を使用か、下道使用かで自走の状況をつかめる。
それかレッカー移動か。
最悪、コチラのお店でお世話になるか…
オイラは判断できるのである。

ところが…
「その場合ですと、レッカー移動が好ましいですね。どこか良い保険会社にお入りですか？　保険会社に寄りますが、お宅様の最寄りの販売店まで無料で移動できる筈です。そうされてください。」
「とにかくクルマを診てください！」
「あ、冷却水は入ってますね。高速は難しいですね。下道もどうですかね。」

・・・・・・。

この人と会話をするだけムダだ💢！

「もう結構です！」

何とか国道246号線。
信号待ち少々の列。
窓全開、エアコンＯＦＦ。
汗ダラダラ…

国道246号線に入った。
クルマは流れている。
窓を閉めてエアコンＯＮ。
今のところ順調。

どうすっか…
上で行くか、下で行くか…

「勝負だ！」
東名高速道路、裾野ＩＣから下り方向へ。
何かあれば沼津ＩＣで降りればいい。

運よくセレナは走行中。
異常らしい異常は見当たらない。
沼津ＩＣクリア、富士ＩＣもクリア…
行けそうなところまで行ってみる。

しかし、喉がカラカラ。
自販機でペットボトル１本でも買っておけば良かった。
止まったらどうなるのか、このセレナ。
とにかく走らせるしかない。

ハンズフリーを使って女房殿と連絡。
代車で何とかなるという安心感を得た。

日産販売店からＴＥＬ。
「Ｎジャンさん、今どういう状況ですか？　〇〇〇店の反応ってどうなってます。」
「反応どうなってますじゃないでしょ！なんで〇〇〇店に聞かないの？というか、一報入れてないの？〇〇〇店では…（省略します）という対応だったぞ！あんたっちどうなってんの💢！　ホント、あんたっち売る時ばっかりだよね。何だ、この対応！」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

「もう、店長出せや！て感じになってるぞ、オレ。なぁ、点検で何を見て、車検で何やったの？　これまでお宅にいくら投資したと思ってんの！」

清水ＩＣ、静岡ＩＣクリア。
やがて目的ＩＣを降りて、国道に出るもまた渋滞。
またもエアコンＯＦＦで汗ダラダラ。

やっとの事で販売店到着。
Ｎジャンさんの怒り大爆発！

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

「殆ど徹夜でこんな思いしてる！」
「オレは日産を応援しにSuperGTに行ったんだ！それもスタート２周で引き返したんだぞ！」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

奥にウチのモコ発見。
状況説明を聞いた。

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

外の灰皿の前で一服しているお客さんがコッチ見て笑ってる。
タダでさえ第三者のお怒りを見るのは滑稽だ。
オイラが着ていたTシャツは「NISSAN　応援魂　日産応援団」のままだった事に気付く。

営業さん、工場長さん、チーフさん、店長さん勢ぞろいで平謝り状態。

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

「確かに、今まで優秀なサービスさんも居たよ。」
「いえ、今でもメカニックは優秀です。」と営業さん。
「だったら、何でこんな事が〇▽◇☆＆％＠…💢！」

☆その後、何があったのかは想像にお任せします。

ノートを代車に帰宅。

翌日…
通常出勤のオイラ。
トヨタ・パッソで勤務先へ。
トヨタ・クオリティ（ダイハツ製だけど）、バツグンのエアコンを満喫。

帰宅を前にした。
「あれ？電話こないね。モコは時間がかかるのわかるけど、セレナどうなのかな？いや、向こうから電話するのが筋だろ…。」

ま、帰りに立ち寄ってみるか…
営業さんが接客中だった。
お客さんに「ちょっと失礼します」と言ってオイラの方へ。
「昨日はすみませんでした。」
「あのさ、状況を電話で伝えてくれないの？モコは時間かかるのわかるけれど、セレナはどうなの？」
「それがですね、状況を明確にしてからお電話入れた方が宜しいかと思いまして…。」
『おーい、〇〇くん。Nジャンさんにセレナとモコの状況説明して！』
「ごめんなさい、Nジャンさん、接客中ですのでいいですかね？」
「いいよ。」
「すみません。」

サービス君登場。
「昨日はすみませんでした。」
「いえ。」
「セレナですね、あと十分くらいで作業終了になります。」

・・・・・・。

Nジャンさん、営業さんをついつい睨んでしまった。

↓心の叫び
おめぇ、ちっと、こっちこいや💢！

店長さんが再びすっ飛んできましたとサ…

～ つづく ～

ココ数年、行くことが出来なかった藤枝花火大会。
藤枝蓮華寺池公園から打ち上げられる花火を久しぶりに見た。

昨今は学校や仕事の事情もあって足を運ぶことができなかった。
オイラの実家から余裕で歩いて行ける会場なのだけど…

我が家は上のお嬢を除いて３人で実家へ。
下のお嬢の友達も一緒だ。
更に義妹と姪っ子と甥っ子も一緒更にそのお友達も。





♪ 君がいた夏は 遠い夢の中
　空に消えてった 打ち上げ花火



「一気に孫が増えた」と嬉しそうに話すオフクロ。
「久しぶりに賑やかになった」と話すオヤジ。



「蓮華寺池に行こうよぉ」
「わかった、わかった。」



｢ソノ　ビール　ドコニ　ウッテマスカ？」
｢アー　ユー　フローム？」
「ア　ッハア？」



たーまやーぁ！！

～ 負のスパイラル ～

応援席に戻る。
撮影会が終わればプライベートモード。
本命の青組にチェンジするカメレオンＮジャンさん。
今回は意図的のつもり。
ま、そんな事はどうでもいい。

笑えるのはオイラが着替えている時だ。
「Ｎジャン、みっともない体見せるなよぉ！」
「肉！！」

しばでん氏に言われた。
「Ｎジャンさん、何その腹！」
「おおおおおおおお！！！！！　おめぇだけには言われたくないぞ！！！！！」
周囲は大爆笑。


↑Ｎジャンぢゃないよ、しばでん氏だよ。

そんなしばでん氏も、やがて汗で着替えるのであった。
「おいおいおい！　おめぇもみっともない体見せるなよぉ！」

なんだこの〇タボ二人！？
っていうか比較対象なの！？

そんなこんなで笑えるコミュニケーション。
何という高（カロリー）レベルの争いだろうか（激爆）。

オイラはその後、グラスタ裏で涼をとっていた。



事件はこの時に起きた。
電話は女房殿だった。

「もしもし、今、モコ止まっちゃった！煙吹いてるの！！」
「はぁ？」
「とりあえずトモ（義弟）呼んだんだけど、トモのお店の人に頼んでいい？」
「頼むよ。」
そう答えるしかなかった。

因みにオイラは青日産、義弟は赤日産の販売店である。
「もしもし、トモに替わるね。」
「もしもし義兄さん。」
「おう。ゴメンなぁ。」
「ラジエターのキャップのところから冷却水噴出して電気系全部掛かっちゃってる。それが原因でショート起こしてるのかな？警告灯全部点灯しちゃってるよ！」

状況がまったくわからない。
ココは小山町。
同じ静岡でも遥か向こうの出来事。

「義兄さん、とりあえず任せてくれないか？」
「おう、悪いね！」
「姉さんに替わるね。」
「おう、どこでどうなったんだ？」
「バイパス走ってて、トンネル入る少し手前。いきなりの事でアタシも何が何だかわからない！」

おかしい。２週間前にモコは車検に出したばかりじゃないか。
いや、セレナだって先月点検に出したばかり…



まさかのダブルオーバーヒート大事件。
青販売店の営業開始時間はAM 10:00。
赤販売店の営業開始時間はAM 8:00。
この時の時間はAM 8:15。
選択肢は赤しかなかった。

「どうするか。このままオイラは引き返すべきか…」

しばらくすると、赤日産の担当者サンがレッカーの準備をしてくれたという連絡をもらった。
代車が無かったという事で保険屋さんに連絡してすぐにレンタカーを手配して頂いて事なきを得た。
我が家にトヨタ・パッソがやってきたのはそういうワケである。

完全に集中力が切れたオイラ。

こまめに連絡をする。

「とりあえず何とかなった。赤日産さんがいうにはラジエターキャップの取り付け不良だって。車検の時の整備ミスじゃないかって。」
「赤日産さんが後で青日産に連絡してくれると言っていたから、そこで青日産が引き取って無償修理になるみたい。ただ、まだ青日産には連絡しないで。すぐに連絡できないかもしれないから。」

AM 10:00を待って青日産へTEL。
セレナの件を話した。
「ええ！？　ちょっと待ってください。折り返し連絡します。」
モコの件は抑えたオイラ。

折り返しの電話があった。
「ラジエターファンの可能性が高いようです。停車中は温度が上がりますけど、走行なら冷却できる筈です。様子見ながら移動という事になりますけれど、何せ現物を見ないと何とも…」
「わかった、とりあえず最寄りの店舗に寄って様子を見てもらうよ。」
「そうしてください。すみません。」
「ところでモコの件どうなった？」
「へ？モコがどうされたんですか！？」

おおおおおおおおおおお💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢
↑怒り心頭

「そこに工場長いる？」
「はい、お電話替わりました。」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

「え、申し訳ありません。」

その間に女房殿へ営業が電話したらしい。
「モコがどうなったって？」
そのナメきった言葉に女房殿は導火線の向こう側にナイトロが落ちた。
ご存知の方はご存知だが、あの温厚な女房殿が。

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

とりあえずモコの方の段取りは出来た。
代車がやってきた。
生活としてのクルマは何とかなっている。

改めて女房殿もモコが心配なのでＴＥＬをしたらしい。
「ええ、今、忙しくて誰も引き取りに行けないので後程、赤日産店に引き取りに行くところです。」

＝＝＝＝＝＝（　自主規制　）＝＝＝＝＝＝＝

スタートだけ見て帰るしかないか…
それなら間に合うだろう。

オレがオーバーヒートだ、この〇ろー！

～ つづく ～

※タイトル画像：All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)

～ オーバーヒート ～

慌てて飛んできてくれた豊田私設応援団秋葉っち御一行。
ARTA私設応援団副団長モッチーが、手持ちの水道水を２リットルの空きペットボトルに入れてくれた。
「これ、使って。」
リザーバータンクに入れて様子を見る。

秋葉っちが覗いてくれる。
ダンプの運転手が本職の秋葉っち。
メンテナンスも殆ど自分で行うという。



「コレがこうで…。これ、水漏れ感じじゃないね。」
「サーモかな。一回ダンプの仲間でエンジンの冷却水ラインがダメでエンジンをバラしたことあったなぁ。」
「Nジャンさん、ダメだよ。買換えだね。いいじゃない、車庫にGT-Rあるんだから高く売れるよ！」

・・・・・・。

オイ💢！

「さすが技術の日産！」
「あ…　この瞬間が日産車だね。」
「今、日産、信用ならねぇからね！」

オイ💢！
オイ💢！

「あ、もしもし拓矢ぁ？おはよう。今どこ？あ、そう。ココの駐車場来てくれねぇかな？いやね、Nジャンさんのさぁ、技術の日産がオーバーヒートしてんだよ。どうしようもねぇから来てくんない？」

オイ💢！
オイ💢！
オイ💢！

「拓矢どこだって？」
「今、御殿場の警察署ンとこだって。」
「ニーヨンロクかぁ。もうすぐだな。」

豊田私設応援団新鋭の拓矢登場。
本職はディーラーのメカニックである。



「あ…水漏れではないからメカの方ですね。断言できませんけれど今のところサーモスタッドあたりが怪しいかな？」
「ごめん、ありがとう。」

「水を入れながらダマシダマシ帰れるかもしれないよ。下道だけど。」
「今日は早退だな。とりあえずレース途中までいるよ。帰りに一旦最寄りの販売店に寄ってみるよ。みんなありがとう。」

ツイッターを見れば日産応援団の面々からご心配の声が並んでいた。
「ご心配おかけしてすみません。」と返信。

ただ・・・
ここに日産応援団の誰一人現れないという事実（汗）。

豊田私設応援団は駆けつけてくれて様子を見てくれるという行動をとってくれた。
ARTA私設応援団は処置の手助けという行動をとってくれた。
日産応援団はご心配の声を沢山届けてくれた。

豊田私設応援団は駆けつけてくれて様子を見てくれるという行動をとってくれた。
ARTA私設応援団は処置の手助けという行動をとってくれた。
日産応援団はご心配の声を沢山届けてくれた。

豊田私設応援団は駆けつけてくれて様子を見てくれるという行動をとってくれた。
ARTA私設応援団は処置の手助けという行動をとってくれた。
日産応援団はご心配の声を沢山届けてくれた。

あっ…
この瞬間が日産応援団だね！

～ つづく ～

～ これから起きる事をまったく知らずに ～

先週半ばの事。
「Ｎジャン、土曜日休日出勤になってるけど、早番と遅番どっちできる？」
「あ、すみません、早番で。」
本当は予選に行きたいに決まってる。
ま、今抱えている仕事も無視できない。
焦点は決勝レースのみとなった。
「ま、いっか。決勝レースの500マイル、予選の重要性は何とも言えない所だし。」

休日出勤終了、帰宅時。
この日も猛暑日。
セレナの車内はモンモン♨状態。
「ったく、クルマでサウナできるンじゃねえの？」

Ｃ２６前期セレナの特徴であるエアコンの効きのダルさ。
特にかけ始めが宜しくない。
「いつもの事だ。」と…
その割に効きがイマイチ。
猛暑日のせいだと思っていた。
しかし、思えばこの時に異変があったのかもしれない。



駐車場の事を考え、土曜日中に到着を予定した。
家を出て高速に乗った。
全くの異常は感じず、夜のドライブ、エアコンはバッチリ効いている。

御殿場から小山町へ入った頃、霧が出ていた。
う～ん…
「標高５～６００ｍだっけ？そういう事もあるか。」



ゲートを潜って駐車場。
ＧＷ決戦の時にキャンプを張っていたＡＲＴＡ私設応援団が同じようにベースを張っていた。
コミュニケーションという意味でそこに停めさせて頂いたのだがそれが正解になろうとは…

予選日の応援で頑張ったＡＲＴＡ私設応援団さん。
例の決勝日早朝からの写真撮影に備えて既にお休み中との事。
ま、オイラもそうするつもりだったが…

車内は冷えていたのでエアコンを止めた。
コンビニで買ったビールと酎ハイを飲んで就寝。
しかし、車内は段々と気温上昇。
窓を開けて外気を取り込む。
アイドリングは好きじゃない。

しかし、外気の湿度はハンパない。
スマホの充電もあるので短時間のつもりでエンジンをかけた。
しかし、エアコンは温風しか出てこない。
「いや、しばらくすれば冷気は出てくるだろう。」と思っていたが一向に冷気は出てこない。

スライドドアを開けてフロントウィンドゥを開けて涼を取る。
しかしこの湿度、不快指数ハンパ無かった。

途中、トイレに向かった。
駐車している他のＣ２６セレナのユーザーさんはエアコンを使用していた。
「使えているんだよねぇ？」

自分のセレナに戻って、とりあえず就寝。
虫刺され防止スプレーをしておいて正解。
窓を少し開けてエンジンをかけた。
１０分くらいウトウトしただろうか…

エンジンの警告灯が点灯。
同時にオーバーヒートの警告灯が点灯。

オイ！

アイドリングしていてのオーバーヒート、エンジン止めるしかないじゃん。
エンジンを切るとガバガバガバ…という音がする。

辺りは真っ暗。
夜明けを待つしかない。
説明書を読めば「安全なところで停止させ、直ちに販売店にご連絡」とか書いてある。

当然、もう眠れるような状況じゃない。
熱中症になっちまうよ…
夜明けまで待つしかないＡＭ２：００。


※画像:https://publicdomainq.net/

ＡＭ４：００。
薄明るくなってきた時間。

ボンネットを開けようと手をかけた瞬間…
あっち！！！

なんとか開けてリザーバタンクを見るとスッカラカン。
クーラントの噴き出した跡がある。

「今日はやることが多い。どうすっか…。」

早い時間帯。
とりあえず朝のご挨拶ツイート。
状況を綴った。
しかし早朝、反応は無かった。
「だろうねぇ。。。。。。」

しばらくして、真っ先にこの異変に気付いてくれたのが、豊田私設応援団副団長秋葉っち。
「今日は指定駐車場ですから、一旦そっち行きますよ。どこです？」
「あ～、ごめんごめん、ＡＲＴＡ私設応援団さんちのトコ。ＧＷの時と同じ。」

その直後、ＡＲＴＡ私設応援団さんの動きが始まった。
ご挨拶はままに、「ごめん、緊急事態。」といえばＡＲＴＡ私設応援団モッチーが手助けに…

「ごめんねぇ、ありがとう。」

～ つづく ～