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「ボーイズレーサー」「ホットハッチ」なる言葉が登場したのは80年代(下記URL参照)。
わが青春時代ド真ん中。
18の頃に自動車免許取得した時にはまだトヨタAE86型、あのカローラ・レビン/スプリンター・トレノが現行販売車両だった(末期だったけれど)。
コストパフォーマンスを求めるならばトヨタにはスターレットもあったし、FFならばカローラFX、ミッドシップならMR2があった。
ホンダにはシビック/バラードCR-Xもあった。
日産にはマーチにもサニー・パルサーにもホットモデルがあったし、三菱もミラージュがあって今は普通乗用車販売はしていないけれどいすゞにもジェミニがあった。
そしてマツダがあのロードスターを登場させた。
軽自動車ではスズキのアルトワークス、カプチーノ、ホンダはビート、マツダはAZー1、ダイハツはミラ・ターボXX辺り。
輸入車ではフォルクスワーゲン・ゴルフGTI辺りがその筆頭。
勿論挙げればキリがない程他にも候補車がある。
気軽に乗れて、軽量コンパクトで軽快に走れるコンパクト。
それでいてそれなりに実用性も備えたスポーツモデル。
しかし、上級スポーツモデル同様、スポーツカーブームが去っていくと同時に衰退していく。
挙句の果てに「若者のクルマ離れ」なる言葉もささやかれるようになってしまった。
クルマに魅力を感じない多くの若者達。
何もそうなってしまったモノはクルマに限った事ではないけれども。
そして現代のクルマのニーズはSUV全盛の時代を迎えた。
勿論、今だってボーイズレーサーが無いワケじゃない。
軽自動車のホンダS660、ダイハツ・コペンは実用性という意味では欠けるけれど、復活したアルト・ワークスはイケイケ。
小型車なら真っ先にスズキのスイフト・スポーツを思い出すけれど、オーナーである知人がいうにはその出来とコストパフォーマンスが凄いらしい(息子さんの愛車です)。
あとは日産マーチのニスモやトヨタのヤリスが思いつくけれども…
ヤリスといえばGRヤリス、同じトヨタの86、マツダのロードスターもネ。
ただ、あの辺りになると車両価格などの意味では少々スイフト・スポーツにはさすがに叶わない。
だけどあのお値段であの内容は大バーゲンである。
トヨタもマツダも凄いったらありゃしない。
特に中でもGRヤリスは一層そう思わせる。
今や現行スポーツモデルは減少。
それでもクルマ好きなアツい若者は有難い事に存在してくれている。
しかし残念ながら手を伸ばしやすかった筈の中古車市場ではスポーツモデルの価格が呆れるくらい高価になってしまった。
コレじゃ若者も手が出ない。
オマケにガソリンNOとかお上が言い出したのは記憶に新しい。
軽量コンパクト、面白いハンドリング、実用性そこそこ、コストパフォーマンスに優れたマニュアルミッション車。
実はウチのお嬢に教えてあげたいのが本音。
そしてその周りにいらっしゃるクルマ好きの若者のアツさを感じ取るとあの頃のボーイズレーサー達を思い出した。
RSワタナベだ!ヨコハマだ!
エンドレスだ!カヤバ!タナベだ!
フジツボだ!
なにぃ~!
レカロ入れただとぉ~!
このお金持ちが~。
KENWOODチカチカしとるがね~。
走り関係ないだろ。
あのさ…
君達、こんなにお金かけているとここんな事言って何だけど…
高級車買えてないか?
新車でなくても・・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
≡>┼○

Posted at 2021/01/23 09:55:56 | |
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