今回 試乗予約したのは 992型と スタンダードのケイマン。以前に 別のDさんで ケイマンSを試乗しており、その出来の良さは感じてとるのですが、容量増のブレーキの感触が 自分好みではなかったので、ポルシェに限って あり得ない?を確かめるべくに もう一度乗ってみることにしました。
まずは ケイマン。
サファイアブルーMの 美しい車体です^^
スポーツエアロ、スポーツクロノと OPてんこ盛り。
19年式から スポーツエキゾーストが標準になってます。 所謂 爆音マフラー?なんですが、 これ要りません^^; するなら スポーツクロノでもしてくれよ^^; と思います。
ちょっぴり 古臭さを感じる インテリアですが、スポーツカーとして タイトで 使い易い 居心地のいい 空間です。
古典的ミッドシップ車のスタイリングとの マッチングも素晴らしい^^
キーを捻って エンジンを始動しますと 四気筒ボクサー独特のエンジン音が 背中を震わせます。
これ 賛否ありますが、私は 好きではありませんね^^;
空冷時代を思い出すという人もおられますが、チョッと違う^^;
なんせ 音質低くて 音圧が高い、 鼓膜に不快な音がします。
これ、高回転域でも 音圧は不変でして スポーツエキゾーストなんてONになった時には 地獄の響きですわ^^;
とても 長距離は 走れないと 思われます。
PDKの変速は いい塩梅で 微低速でも 言うことなしです。
ノーマルモードでも 小気味いい加速が 楽しめました。
ハンドリングも 微舵でも俊敏で 敏感。 なのに しっとりとした 乗り味。 クルマを操るという事だけに 専念出来るという スポーツカーの本質を具現化しています。
可変ダンパーを硬くしても MINIのように バルブ式二段階のショボいヤツではなくて、磁性体式無段階の硬域に移行するので 不快でもなく 跳ねるような挙動もなく 安定してます。
気になっていた ブレーキですが、全く問題なしで 素晴らしいフィーリング。 ただ 超高速^^ 下りでのブレーキングでは 些か 容量不足か?と思わせるシーンもあり、 やはり 718は GTSかな~と 感じましたね^^
ただね、718系の 一番の難点は 指示器のレバーです^^;
動かす度に バキッ!と折れたか?と思わせる 安っぽい作動感^^;
これは ダメですわ~ 触る度に 興醒めします。
昔から ポルシェは 内装の仕立ては 良くないですが、これはあまりにも酷い。 早いこと サプライヤーを変えて欲しいところです。
それ以外は よく出来た スポーツカーです。 速く走ることに特化してる為もあって 個性的ではありませんが。
乗り味も含めて、適度なパワーを引き出して走る感じは エリーゼなんかと良く似てます。
ボクスター、ケイマンは 981以前のモデルから 何度も 何種も ドライブしてますが、 欲しい!!!と思わせる 決定打がありません^^;
何かが 欠けてる訳ではなくて、いや 足りてることに魅力を奪われてるのかも知れませんね。
可笑しな事を云ってますが、一度 アルピーヌA110に 乗ってみて下さい。 多分 納得していただけると 確信します^^
あの 軽薄?なまでの 軽さの演出には 虜にされます。
初期ロットの 信頼性のなさと アクセルペダルが吊り下げ式でなければ即買いしていたと 思います^^
競うことが大好きで、レースなんかをする方には ケイマンはおススメですがね。
出来れば GTSか GT4が いいと思います。
さぁ、お次は 本命の 992型の ご紹介です~。
続く・・・・・・
Posted at 2020/07/25 02:06:21 | |
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