年末は クルマを磨き、正月は 佩刀の手入れに 精を出します^^白鞘に 入れていない刀は、クルマでいえば、ナンバー付きの何時でも走れる状態ということで、イザ‼という時に備え 万全の状態を保たねばなりません。
ですので、鞘を払い、刀身を磨くだけでなくて、目釘を抜いて 柄を外し、茎の状態や 柄に傷や折れがないかを 確認します。
この刀は、稽古や 試し切り、ましてや 実戦使用などは 一切ありませんが^^; 佩刀の 手入れというのは、古来から 武士の嗜みというか、命を守るためのルーティーンのようなものですね。
柄や鍔は、新品なんで 心配はなさそうですが、竹製の目釘は 傷みやすいので 要注意です。
祖父などは、革巻きの目釘を使っておりましたが、本当に 人を切らない以上 必要なしかと^^;
目釘穴を 増やせば、その分 安心なんですが、銘に傷が入ってしまい、刀の値打ちを下げてしまうので、私は したくないですね。
兼道の銘切りには、薄っすらと 金入れの後が残っています。
裏には 年号。 鏨一本で とても綺麗に 上手に彫ってあります。
流石、沢山の弟子を育てた 名工です。
手入れを終えてから 軽くドライブに出かけました。
正月は、市内も空いているので、走り易いです。
このクルマ、満足はしているのですが、感動するくらいの価値は見いだせないでおります^^;
エンジンのフィールは、M4コンペティションに劣りますし、ハンドリングはアルピーヌA110に、乗り心地や安定感、使い勝手は AMG-A45Sに劣ります。
がしかし、 この可愛くも 美しい佇まいと 独特な存在感は、他車にはありません。
そして 走行性能、積載能力、運動性能、スポーツ性が、高次元でバランスされており、オールマイティーに性能を計れば、ポルシェ911を超えるクルマは 911の価格帯では 存在しません。
この 美しき名馬を 愛車とし、兼道刀匠 渾身作の刀を帯びれば、もう恐れるモノなど ありません^^
織田であろうが、徳川であろうが、負ける気もしませんわ~^^
Posted at 2023/01/16 01:39:51 | |
トラックバック(0) | 日記