2016年12月17日
さて お次は ボディーの 補強材ですね。
タワーバーや ボディーダンパー、メンバースなど ラリーカーの ロールゲージのような 乗員保護目的の 補強ではなくて、 主にフロア下の補強により サスペンション剛性を 上げる目的で 装着されるモノであります。
でも いくら ボディーを強化しても FFならば パワートレインは すべてサブフレームに載ってるわけですから サスには 殆ど 関係なしです。
リジッドカーラーなる フレーム取り付け剛性アップ材なども ありますが、それらを全部付けて 若干の 剛性アップを 計り、 それなりの 体感アップが 出来たとしても 躁安性が 大きくアップするでもなく、 数週間もすれば 慣れて 忘れてしまうくらいの 物だと 思っております。
最近のクルマは 大きく剛性を上げてきておりますし、あの ヘナヘナだった フェラーリでさえ 458からは ガッチガッチのモノコックを 手に入れてるそうです。
ミッドシップって 真ん中に大きな空洞があるので ボディーの捻じれが 酷いのです。 したがって フロントと リアが 上手くリンクしなくて バラバラに動くので 挙動変化が 唐突だったのですね。
ポルシェなんかは 昔っから ボディーは 金庫のようと 云われるくらい 強固ですし、 親戚筋の 初代ビートルも ボディーは しっかりしていました。
ボディーが しっかりしてますと サスも良く働き 前後のバランスも採り易くて 車両特性も掴み易くて 躁安性に優れた 乗りやすいクルマになります。
MINIも あの大きさですし^^ 十分な 剛性を確保してますので あれ以上の 補強などは 必要ないかと 考えます。
ただ MINIは BMW製ですので ご他聞にもれず 各部の取り付け精度が 低い割には ボディーが 必要以上に 硬い! サスも 硬いので 強い入力があると ショックを吸収しきれず、 各ゴムブッシュ類に そのシワ寄せが いってしまいます。
ブッシュ類は 5万キロで アウトです。 ボディーも 6~7万キロで 緩んできます。
ベンツは 驚きの精度で 組み付けられ 最適な剛性がありますので 抜群な躁安性を確保しながら、 乗り味と 各部の耐久性を上げる為に 敢えて Bピラーの剛性を 緩めて ショックを ルーフで 逃す構造になっています。
ですから ブッシュも ダンパーも 10万キロ近く持ちますし、 ボディーに至っては 20万キロぐらいまで 緩みません^^
流石 クルマの帝王ですね^^ 面白いクルマではありませんが、 非常によく出来た 機械であるのは 間違いありません。
ですので ベンツや ポルシェは 中古を買っても 問題は ありません。 ていうか 積極的に 中古を探すのが 得策かも・・・・です。
そして フェラーリを 筆頭に イタリア車や BMWは、 中古車は 止めておいた方が 良いと思います。 可笑しく 楽しく 使い切る クルマなんです。
皆さんは ベンツ派ですか? BMW派ですか?
私は 浮気性なんで 間違いなく 楽しいBMWを 乗り逃げ^^; してます。
耐久性や 安定性は 二の次です。 楽しく 面白くが 一番 大事です~^^
Posted at 2016/12/17 01:43:25 | |
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2016年12月15日
お手軽 チューンには 給排気系を 弄るというのもあります。
昔は インジェクションになる前の キャブレター時代では ソレックスとかに 換装して 喜んでおりました^^; が 最近では エアフィルターや クリーナーボックスを 換装するのが 一般的になってます。
ショップさんや メーカーさんの説明では 吸気抵抗が少なく、効率が良くなって レスポンスやパワーが 上がります!なんて いいますが、 殆ど 実感出来ません。
熱い空気を吸ってしまい 膨張した薄い空気でもって パワーが 落ちてしまう恐れもあります。 効果としましては 吸気音が 大きくなる! 位しか ありませんでした^^;
排気系では もちろん マフラーなんですけど これも 懐疑的ですわ。
あまり 排気効率を上げても タメが効かなくなって トルクが ダウンしますし、車検対応で メインパイプの径が 同じなら 音質が 若干変わるだけで 殆ど 変化を感じることは ありません。
私は サクラム入れましたが 音も?で 費用対効果は 限りなく ゼロに近かったですね^^; まぁ、見ための 自己満足は ありますが・・・・;;;
タコ足から 全部換えれば それなりに成るんでしょうが、 パワー上げたいのなら コンピュータ弄ったり 過給圧上げた方が 手っ取り早いと思います。
ただ クルマって バランスが 大事なんで、 ことさらに パワーを上げただけでは どうにもならないと 思うのですが・・・・
サブコンや スロコン、 過給アップのターボチューンなど 体感的には 効果ありますが、 エンジンや 周辺機器、電子機器に 負担が掛り 耐久性を 落しますし、燃費にも 悪影響を 及ぼします。
そして 一番問題になるのが、 コンピュータチューンや 流行のコーディングという マップの書き換え。
これやってしまうと 記録が 残ってしまい、 保障期間中に どのような不具合が起こっても 保証の対象外になってしまうので ご注意下さいね~。
MINIを 含め BMWは 構造的に弱く 故障が多いので 私は 心配性で これらの チューンは 怖くて出来ません^^;
お金持ちの方々には オススメはしませんが、 好きにやって戴けたらと 思います^^

Posted at 2016/12/16 01:00:46 | |
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2016年12月14日
はい! 前フリのブログが 公俗秩序に反する?とかで 事務局から 削除されました^^; が 毎度の事なんで 気にせずに 挑戦します~^^
クルマを買ったら いの一番に気になるのが 車高ですよね。
やはり 落すと格好いいし、 減衰とバネレートが しっかり調律してあれば 乗り心地も悪くならないのですわ。
ケチらずに いいモノを 取り付ければ、愛車は 見違えるように 格好よくなるし 同乗者から 文句も 出る事もなく 最高のカーライフを 送れるでしょう。
が、車高を 落すということは ダンパーと スプリングだけの問題ではなく その周辺のロッドやアーム、それらのリンクなどにも 影響を及ぼします。
簡単に言えば サス全体が ドン!と下へストロークしたままの状態で 走ってるということです。
ですから 大きな入力が あった際には ストロークを 使いきり、バンプラバーに当たってしまったり、 その上にある ラバーブッシュを 歪めてしまい ブッシュの耐久性を 著しく縮めてしまう恐れがあります。
そして 一番問題になるのが、 横力です。 ストラットでは 縦方向の入力を受けてサスが 動くのですが、 車高を落すと タイヤにキャンバー角が 付いて 外方向に横力が 発生してしまい、それが サスの動きを邪魔したり 異音の発生の原因になったりします。
MINIは FFなんで フロントは かなりの余裕を持ってるようですが、リアは カツカツの設計のようでして 私の R56-JCWは リアからの異音がありました。
この場合 アッパーマウントとの接点に グリスアップするくらいしか手はなくて、アライメント調制などをしても よくはなりません。
そもそも ダンパーを変えた位では アライメントが 狂うはずもなく、 もし狂っていれば 真っ直ぐ走りません^^; ロッド、アームの長さや マウントの位置が変わらない限り アライメントの変化は ありません。
大きな事故でもない限り アライメントは 気にする必要はないと 考えます。
手作りのフォーミュラーカーでない以上 量産車では 若干の狂いは あるそうですし、 それを 是正するための 調制幅が ないのが現状です。
しかるに MINIでは リアは 全くといってイイほど 調制が 効きません^^;
結論としましては どちらのメーカーさんでも 仰ることは 同じでして、 「 20mm以上は 落さないで頂きたい!」 ということです。
20mmまでなら 発生した横力に 設計上 耐えうるそうですよ^^
私、 R56-JCWは 調子に乗って 45mmも 落としてました^^; アホです。
Posted at 2016/12/15 00:40:39 | |
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